国消国産(こくしょうこくさん)

「国消国産」──国民に消費される食料は、できるだけその国で生産する。
食料自給率の低下、輸入依存度の高まり、気候変動による食料リスク。
JAグループは「国消国産」を合言葉に、日本の食と農を守る取り組みを推進しています。

国消国産(こくしょうこくさん)とは?

国消国産の意味

「国消国産(こくしょうこくさん)」とは、国民が消費する食料は、できるだけ国内で生産しようという考え方です。これまで多く使われてきた「地産地消」が、ある「地域」で生産・消費する活動を指すのに対し、「国消国産」は「国全体」のレベルで食料の自給を考える、より広い視点を持った言葉です。

JAグループは2021年から全国規模で「国消国産」運動を展開しており、毎年10月を「国消国産月間」と定めて、消費者のみなさまへの食と農の理解促進活動を展開しています。

なぜ今、「国消国産」が大切なのか

  • 食料自給率の低下:日本の食料自給率(カロリーベース)は約38%(2023年度)と、主要先進国の中でも最低水準。
  • 輸入依存度の高まり:小麦・大豆・トウモロコシの多くを輸入に依存し、海外の天候・国際情勢・為替に大きな影響を受けやすい構造。
  • 食料安全保障への意識:気候変動、紛争、感染症の世界的影響から、自国生産の重要性が再認識されている。
  • 持続可能な農業の維持:国内農業が縮小すれば、地域経済・農地・農業技術の継承も難しくなる。

JA松山市の国消国産への取り組み

  • 地域農産物の安定供給:松山市・松前町・東温市・久万高原町の生産者と連携し、地域の食卓に新鮮で安全な国産農産物をお届け。
  • JA直売所「松山生協マーケット」「ふれあい産直市」:朝採れの地元農産物を、産地直送でみなさまの食卓へ。
  • 新規就農者の育成:JA松山市農業塾、新規就農研修制度で、次世代の担い手を育成。
  • 安全・安心な農産物づくり:安心えひめ記帳運動、エコえひめ認証で、信頼される産地をつくる。
  • 食農教育:地元小学校での食育授業、子ども向けイベント、広報誌での啓発。

私たちにできること

  • 国産・地元産の食材を選ぶ
  • 旬の食材を取り入れる
  • 食品ロスを減らす
  • 地元の直売所を利用する
  • 農産物の生産者・生産地に関心を持つ

笑味ちゃん×ハローキティ 国消国産で いいこといっぱい!

笑味ちゃん×ハローキティ 国消国産で いいこといっぱい!|JAグループ

JA松山市は「国消国産」を地域から推進します

食料の海外依存度が高い日本において、「国消国産」は単なる理念ではなく、これからの食卓と次世代の暮らしを守る具体的な行動指針です。JA松山市は、地域に根ざした農業協同組合として、生産・流通・販売・消費者教育のすべての段階で、国消国産を実践しています。

地域の生産者が手塩にかけて育てた農産物を、地域のみなさまにお届けし、その食卓を支える──そのシンプルで力強いサイクルが、日本全体の食料安全保障にもつながっています。

スーパーで野菜を選ぶとき、お米を買うとき、お子さまへの食事を準備するとき、「これは国内・地元で作られたものかな?」と、ほんの少し意識してみてください。あなたのその選択が、日本の農業の未来を支えます。