2026.8.31

10月やさいの時間(ソラマメ・カブ・ダイコン)

A 各野菜の特徴に合った土づくりや畦づくりをしましょう!

ソラマメ

1.ほ場は、日当たりが良く水はけが良いところを選びましょう。連作障害が出やすいので3~4年マメ科の栽培をしていないほ場にします。

2.ソラマメなどの大きい豆は、播種後に水を急激に吸水すると種子が割れたり腐敗しやすいので、以下のことを守りましょう。

①豆の一部が出るように播種する

②発芽まで過湿にしない

③播種前に浸種しない

3.根の酸素要求度が高いため過湿や乾燥に弱い作物です。着莢後に土が乾燥すると実の肥大が悪くなり株が早く枯れ、収穫時期が短くなってしまいます。

 播種は10月中~下旬が適期です。耐寒性の強い幼苗で冬を越させるように早播きしないようにします。

・畝幅120~135cm、で畦を立て、株間50cmに播種します。

・オハグロを下に向けて土に挿し込み、種子上部1/4が地上に出るよう深く播きすぎないようにします。潅水は、播種の1~2日前に十分に行い、播種後はごく少量とします。

・アブラムシ類の防除として、アドマイヤ―1粒剤2gを植穴に土壌緩和してから播種します。

・トロ箱にもみ殻をしき、清潔な砂または山土(真砂土)を7~8cm詰めます。

・4cm間隔に一粒ずつ、オハグロを下向きにして7割程度挿し込みます。

・播種後の潅水は1箱2ℓ程度とし、保水のため濡れた新聞紙で覆い涼しい日陰におきます。(発芽適温19~20℃)

・発芽後(播種後5~6日)は日当たりの良い場所で管理し、アブラムシによるウイルスの感染を防ぐため、白色の寒冷沙でトンネル被覆をします。

・本葉2枚くらい(播種後2週間)で、根を切らないように丁寧に植え付け、十分に潅水します。

・アブラムシ類の防除として、アドマイヤ―1粒剤を2g植穴に土壌混和し植え付けます。

 播種または植え付けの2週間くらい前に、10㎡当たり堆肥20kg、苦土石灰1.6kg、有機化成0.6kgを播いて、15~20cmの深さによく耕します。地温の安定や乾燥防止、雑草抑制、肥料流出防止のため、黒マルチを張ります。

カブ

 冷涼な気候を好みます。耐暑性は弱く、高温では根の肥大は悪くなり、病気が出やすくなります。低温にあうと花芽が作られ、春になるとトウ立ちします。

 連作すると根こぶ病などが発生しやすくなるので、輪作をして完熟堆肥などによる土づくりを行いましょう。有機質に富んだ、通気性や排水性、保水性がよい土壌が適しています。

・完熟堆肥 2kg

・苦土石灰 120g

・有機化成 100g

 畝幅100~120cm、株間14cm、4条まき、深さ1cmの播き溝を20cm間隔で作り、1~2cm間隔で種を播き、薄く土をかけます。

 間引きが遅れると茎葉の生育が優先して玉の肥大が遅れます。生育の後半には肥大が急速に進むため、本葉5~6枚目ごろには、最終の株間に間引きます。

最終の株間

・小カブ・・・10~15cm

・中カブ・・・20cm

・大カブ・・・30~40cm

 小カブは基肥のみで栽培できますが、中・大カブは本葉5~6枚の間引き時に化成肥料を1㎡当たり20gを条間に施し、軽く中耕・土寄せします。

ダイコン

 冷涼な気候を好み、耐寒性がありますが、低温にあうと花芽が作られ、根の肥大が停止し

春になるとトウ立ちします。

 有機質を含んだ通気性と排水性、保水性に優れた土が栽培に適します。未熟な堆肥を施すと又根やひげ根になりやすくなります。

 基肥は播種の2週間ほど前までに施用し、土になじませておきます。

・苦土石灰 120g

・有機化成 150g

 畝幅60cm1条で、株間25~30cmを基準とし、4~5粒を点播きします。覆土は1cm程度とします。

 間引きが遅れると軟弱徒長するので、遅れないようにしましょう。葉の不整形のものや葉色の淡いものや濃いもの、病害虫に侵されているものを中心に間引きしましょう。本葉6~7枚ごろには1本にします。

 本葉5~6枚頃、畝の肩に化成肥料を1㎡当たり50g追肥して軽く土寄せします。