明日の愛媛の農業を支える松山市農業協同組合

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JA管内の出来事

2010年11月アーカイブ

日本農業壊滅の危機も ~農業団体など断固反対の姿勢~

TPP.JPGTPP(環太平洋戦略的連携・Trans-Pacific Partnaership)協定は、加盟国間で取引される、工業製品や農産物、金融サービスなど全品目の関税を原則的に100%撤廃する、貿易自由化を目指す経済的枠組み。菅直人首相は10月、突然参加の意思を表明し、現在国内では論争が続いている。参加した場合、農業・農村への影響は大きいと予想され、農林水産省の試算によると、国内の農業生産額は主要な品目だけでも4.1兆円程度減少し、食料自給率は14%まで落ち込むとの見込み。

JAグループ愛媛は、TPP協定による農業の危機的状況に立ち向かおうと「TPP交渉参加反対に関する要請書」を愛媛県議会に提出。県議会は11月9日に開いた臨時会で「環太平洋連携協定(TPP)に関する意見書」を全会一致で採択し、同日中に衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣などに提出した。

意見書では①TPPへの対応については、国内の農業・農村に甚大な被害をもたらすのみならず、我が国の食料安全保障のあり方にも影響が及ぶ極めて重要な事柄であることから、国民に対し十分な説明責任を果たすとともに、国民からの意見聴取や国会での審議等を通じ国民の合意が得られるよう慎重を期すこと②国際貿易交渉に当たっては、食料の安定供給の確保、農業の持続的発展、農村の振興等いん十分に配慮するとともに、「多様な農業共存」という基本理念を堅持し、「守るべきものは守る」というこれまでの政府の姿勢を貫徹することーと国の慎重な対応を強く要望した。

 翌日には、東京で「TPP交渉への参加に反対し、日本の食を守る全国緊急集会」が開かれ、森組合長はじめ県下JA役職員や農家代表が参加。デモ行進も行い、TPP参加への断固反対の姿勢を示した。政府は、来年6月に結論を出す方針。対応次第では、国内農業・農村の崩壊を招く恐れがあり、予断を許さない状況だ。

川上支部が4年ぶり優勝! ~スポーツの秋、女性パワーを発揮~

女性部 うんどう.jpg 当JA女性部は1028日、松山市コミュニティーセンターで「第37回JA松山市女性部体育大会」を開いた。14支部の約344人が出場し、熱気溢れる競技が展開。結果、川上支部が4年ぶりに優勝、石井支部が準優勝、浮穴支部が3位となった。

 大会は、「綱引き」や「玉入れ」、「守ろう交通安全」など11種目の競技で得点を競った。「風船運び」では、バトミントンのラケットの上に乗せた風船が思わぬ方向へ飛んでいくなど、苦戦。風船に惑わされている姿に、会場には笑いが起こった。自分の支部が競技ごとに1位を取ると、手を取り合って喜ぶなど、競技を通して交流を深めた。

 当日は、女性部長が出場者の中で80歳以上の部員18人を「これからも元気でいま賞」と表彰。「来年も元気な顔を見せてください」と激励した。最高齢は87歳の伊達正子さん(拓南)だった。優勝した川上支部の部員は「4年振りに優勝できて嬉しい!ストレス発散出来て楽しかった。一気に若返った気持ち」と笑顔で話した。

小学生に横断旗を寄贈 ~登下校の安全対策に役立てて~

共済 JA.jpg当JAは11月、小学生の登下校時の安全対策に役立ててもらおうと、JAえひめ中央と共に、地域の小学校に横断旗を贈った。12日には、松山市市役所で「交通安全横断旗贈呈式」を開催。両JA組合長が出席し、松山市教育委員会に贈呈書趣意書と目録を手渡した。

横断旗は、JAこども共済イメージキャラクターのアンパンマンが描かれたデザイン。松山市・東温市・伊予市・松前町・砥部町・久万高原町内の小学校が希望する1665本を寄贈した。森組合長は「交通事故の未然防止を図り、次世代を担う子どもたちの育成と安全な環境づくりに貢献したい」と話す。

 JA共済は、交通事故の防止・軽減のための安全対策と交通事故被害者の救済に寄与することを目的とした「交通事故対策事業」を実施。過去にも、救急車やカーブミラーなどを地方公共団体に寄付している。

開始30分で売り切れ続出! ~青空市フェスティバルが大賑わい~

味生 まつり.jpg 当JA女性部味生支部は、11月5日、毎年恒例の「青空市フェスティバル」を開いた。青空市は20年余り続いており、今年は部員24人で取り組んだ。

会場には、惣菜や50円・100円・150円の野菜を並べたコーナーを設け、営農指導員が説明をしながら花と野菜の苗の直売をした。開始前から沢山の人が駆けつけ、会場前で待機。開始の案内をした瞬間に、お目当ての商品のコーナーへと猛ダッシュした。30分も経たないうちに、売り切れる商品が続出。特に、あん入りの餅やバラ寿司、ナスの麹漬や黒枝豆が大人気だった。

 部員らは早い人で朝5時から準備を始め、寿司作りや餅つきに励んだ。烏谷智子さんは「皆さんと交流ができ、収穫のおすそ分けを喜んでもらえるのがやりがいになっている」と話した。

コンテストで西雄郡が1位 ~初開催!明るくきれいな店舗作り~

 当JAは11月、来店客を気持ちよく迎えられる明るい店舗を目指し、初めて「店舗美粧化コンテスト」を開いた。窓ガラスなど店舗周辺の清掃や、現在実施している「定期貯金うわのせ福ふくキャンペーン」のアピールが出来ているかなど『キャンペーン美粧化』『整理整頓』『店舗ムード』の3点を基準に役員らが審査。47支所・出張所の中から、西雄郡支所が1位に輝いた。

各支所・出張所が個性溢れる飾り付けをする中、審査員は同支所が、来店客が親しみやすいよう入り口に名前付き似顔絵を展示するなど手書きのポップを用いて店内を明るくしていた点、整理整頓が行き届いていた点などを評価した。

 その他の結果は、2位が和気支所、3位は久米支所となった。貯金部は「職員みんながアイデアを出し合い、全店舗の活性化につながったと思う。これからもお客様を気持ちよくお迎えできる店舗作りを目指して美粧化に取り組んでいきたい」と話す。

集荷・指導体制など意見交換 ~全生産部会の部会長ら集合!~

営農 全員.jpg当JAは1110日、生産者との結びつきを強め生産振興を図ろうと「営農推進会議」を開いた。全生産部会の部会長・副部会長が一堂に集まった会議は、今回が初めて。2009年度販売実績や今後の生産・販売方針を報告し、部会ごとに意見・要望などを投げかけた。

部会長らからは、集荷・指導体制の見直しなどの意見が出た。レタス部会の木下務部会長は「今までまったく農業をしたことがない新規就農者でも、分かりやすい指導方法を検討して欲しい」と要請。森組合長は「今年は小学生を対象にあぐりスクールを開校したが、定年退職後に農業を始める人が多いので大人向けの農業塾を検討していきたい」と前向きな姿勢をみせた。

 JAは、栽培管理台帳の確認による安全・安心な農産物作り、栽培技術の省力化とヘリ防除などの作業支援の強化、集落営農推進や大規模栽培、新規就農の推進などの生産方針を提示。販売面では、最重要ポイントに『自信を持って責任の持てる商品作り』をあげ、トップセールスによる販売促進やリレー出荷による周年供給体制の確立、的確な産地情報の発信・市場情勢の収集などに取り組む。

猛暑に負けず菊320鉢 ~菊まつりに地域住民集う~

小野 まつり.jpg 当JA女性部小野支部は1111日、小野支所で「第13回女性部小野支部菊まつり」を開いた。今年は猛暑のため、かん水や芽掻きなど花の栽培管理が難しい中、同支部菊部が育てたおよそ320鉢の大菊や小菊、スプレー菊が会場を埋めつくした。

 まつりは、地域の人達に菊を楽しんでもらおうと開催している。菊の展示のほか屋外では、部員が作った新鮮野菜やバラ寿司、ところてん、甘酒などを販売。屋内では、同支部手芸部・料理部が制作した干支の人形などの作品やメニューなどを展示した。毎年、うどんといなり寿司のバザーも行っている。

 菊部は現在、熊八重子さんを部長に20人で活動。営農指導員から一年間通して菊作りを学んでいる。昨年から、川上支部菊部も共に勉強を始め、今年は6人が菊まつりに出品した。八重子さんは「菊の美しさを自分たちだけで楽しむのでなく、多くの人達に見てもらうことで、育てるのにも張り合いがでる」と話す。

住宅・不動産の疑問にお答え ~「土地活用なんでも相談会」開く~

久米 積水.jpg 当JA久米支所では11月4日、積水ハウス株式会社と提携し「土地活用なんでも相談会」を開いた。

 同社社員や支所長が、住宅ローンや資産活用、JA建物共済など、住宅・不動産についての幅広い質問に回答。相談者には、粗品をプレゼントした。駐車場に設けた会場には、環境面などから最近特に注目されている太陽光発電システムの仕組みなどを説明したパネルを設置。JAや松山生協での買い物帰りに足を留める人達が多くいた。

 相談会は、10月中旬から11月下旬にかけて湯山・余土・久枝支所でも開催した。

花や野菜に触れてみたい! ~久米の中学生を迎え職場体験~

高井 体験.jpg 当JA高井育苗場では11910日の2日間、久米中学校2年生の生徒5人を職場体験学習に迎えた。生徒は職員から仕事内容の説明を受けるほか、花や野菜苗の出荷調整に挑戦した。

9日は、一人ずつにパート職員がつき、パンジー、ビオラの花がら除けをした。生徒は祖父母と同年代のパート職員に教わり作業。慣れてくると楽しく会話しながらカゴトレーへ詰めた。生徒は「家が農家なので栽培に興味があり、希望した。花はいつもおばあちゃんが育てているのを見ていたが、作業するのは初めて」と話す。

職員は、農協では育苗だけでなく貯金から販売まで幅広い業務内容があることなどを紹介。同育苗場では、土作りから、種まき、接ぎ木などの過程を経て、農家に渡したり松山生協などの店頭に並ぶ苗を育てていることを説明した。

 同育苗場には、11日にも南中学校の生徒が職場体験に訪れ、タマネギの苗の出荷に挑戦した。

エコな農業に取り組もう! ~廃プラ回収で豊かな自然を守る~

北伊 ハイ.jpg 当JAは11月5日、松前町横田にあるJA伊予地区カントリーエレベーターで農業用廃プラスチックを回収した。109人の農家が訪れ、総重量は10,296㎏になった。

 回収したのは「塩加ビニルフィルム」「塩化ビニル類以外(農OP・農ポリ・ポリマルチ・ポリポット)「埋立用(糸入り塩ビ・ゴム等)」。朝9時頃から、大量の廃プラを積んだトラックが並んだ。順番に重さをその場ではかり、数量を用紙に記入した。中には、自宅から2回往復して運ぶ人も。「この日があることでごみの処理が面倒ではなくなり、楽になった」と話した。

 JAは、12日・19日・26日にも営農基地や梅本出張所、久万野菜選果場などで回収した。

営農デーに講演会を開く ~くめさんから学ぶ高齢者問題~

明神.jpg 当JA明神支所で1029日、明神支部の青壮年部・女性部が合同で営農デーを開いた。今年度は部員らのかねてからの希望で、講師に小倉くめさんを迎え講演会を開いた。

「ちぃとボケかけた耳の遠いかあちゃんと障害者の娘が暮らして学んだこと」と題し、老老介護の実態や高齢化社会にどう向き合っていくかを久万弁と笑顔を交えて語った。部員らは「介護の励みになる。早く聞いておけば良かった」と話した。 

 小倉くめさんは久万高原町畑野川出身で、ラジオ「くめさんの空」や「秘めだるま」の発刊など幅広く活動。自分の失敗や体験談を伝え、聞いた人自身の改善につなげることを目的に講演を始めた。

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