
【ピーマン】
久万高原ピーマンは長期安定出荷を目指し、独自の栽培基準や土作りを確立するとともに、組織の基盤強化を図り、久万ブランドの産地化を勧めている。
☆移植
移植時の条件
①ポット土は、水分が最適な状態で移植する。
②適地温の25℃を確保する。
※移植の2~3日前には適水分状態にして、ビニールで保温しておく。
③移植後の保温資材(ビニール・コモなど)の準備をする。
セル苗が届いたら
移植後に苗がしおれないよう、たっぷりとかん水する。かん水により、セルトレーから苗が抜けやすくなる。
移植後
移植直後にかん水すると、地温が下がり活着が遅れる。特に夕方(午後3時以降)は行わない。また、頭上かん水は避ける。苗の状態を見て、午前中に1鉢ごとに水をやる。
昼間は換気をしながら日照を確保し、夜間は保温に努める。葉が重なり始めたら、鉢広げして光が作物全体に当たるように間隔をとる。
「防除暦」を参考にしながら、アブラムシなどを定期的に防除する。
鉢広げ時期ごろに肥料切れしそうな苗を見つけたら、早めに追肥する。
育苗末期は定植に備え、苗を徐々に外気温に馴らす。
定植前に軟腐病予防としてドイツボルドー500倍(日数・使用回数に制限なし)を散布する。
☆定植
マルチングは土壌水分を確保してから行う。
ピーマンは乾燥に弱いため、かん水チューブを設置し、作柄の安定に努める。水田は特に排水対策を万全にし、高畦にする。
定植は晴れの日を選び、定植当日または前日にマルチに穴をあけ、アクタラ粒を1株当たり1g植穴へ施用し、深植えにならないように定植する。
生産部指導課 山崎 仁