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農業情報

2011年5月アーカイブ

6月

枝豆1.jpg

 

【エダマメ】

播種期

 収穫適期が短いので、労力に応じて順次播種する。

 

品種と播種量

 「えぞみどり」10㌃当たり7㍑

 

播種法

 かん水後、3条マルチの両サイドに2粒、中央に1~2粒直播きする。

 

施肥(レタス栽培後以外10㌃当たり)

 堆肥1㌧。粒状苦土石灰を120㌔、BMリンスターを20㌔、専用化成500を30㌔施用する。

 

病害虫防除

防除時期 対象病害虫名 防除薬剤名 散布濃度 安全使用基準
播種時~ ネキリムシ類 ネキリエースK 3㎏/10a 収穫21日前 2回以内
子葉展開時 土壌表面株元処理
生育期 白絹病 モンカットフロアブル40 1,000~2,000倍 収穫21日前 3回以内
3㍑/㎡の株元散布
茎疫病 ランマンフロアブル 1,000~2,000倍 収穫3日前 3回以内
カメムシ類 スミチオン乳剤 1,000倍 収穫21日前 4回以内
アブラムシ類
開花期 カメムシ類 アルバリン顆粒水溶剤 2,000倍 収穫7日前 2回以内
カメムシ類 トレボン乳剤 1,000倍 収穫21日前 2回以内
ハスモンヨトウ
フタスジヒメハムシ
コナジラミ類 サンマイトフロアブル 1,000倍 収穫14日前 1回
ハダニ類 コロマイト乳剤 1,500 収穫前日 2回以内
莢肥大期 ハスモンヨトウ アファーム乳剤 1,000~2,000倍 収穫3日前 2回以内
カメムシ類    
フタスジヒメハムシ アルバリン顆粒水溶剤 2,000倍 収穫7日前 2回以内
アブラムシ類 モスピラン水溶剤 4,000倍 収穫7日前 3回以内
ハダニ類 ダニトロンフロアブル 1,000倍 収穫7日前 1回
展 着 剤 まくぴか 5,000倍(10,0003,000)

 

栽培管理

 開花期に10日ごとにガイピープロ1000倍を葉面散布する。開花期以降は乾燥を嫌うので、畦間

かん水を励行する。

 子実肥大期に、液肥(ポン液肥2号 600倍)を散布する。

 収穫3日前に、葉の色沢を良くするため、液肥(ポン液肥2号 600倍)を葉面散布する。

 

除草剤(雑草生育期)

 バスタ液剤300ccを水100㍑に溶いて畦間処理する。 (収穫14日前まで3回以内)

 

収穫

 気温の低い時期に収穫する。

 

生産部指導課  神野 佐知子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月

スイートコーン.jpg

 

【スイートコーン】

 

病害虫防除

・アワノメイガ
 
アファーム乳剤  1000~2000倍(収穫3日前まで2回以内)

・アワノメイガ・アブラムシ
 アグロスリン乳剤  2000倍(収穫7日前まで3回以内)

・アブラムシ
 モスピラン水溶剤  2000~4000倍(収穫前日まで3回以内) 

 

 

収穫適期

 絹糸が包葉の先まで褐変し、種実の色が乳白から乳黄色に変わったころが適期。絹糸が黒褐色にならないうちに収穫する。

 

収穫日の目安

 各作型とも雌穂の絹糸が出てから、25日前後を目安とし、先端を見て熟度を確認してから収穫する。

 

収穫作業

 品質を保持するため、気温の低い早朝に収穫し、日光や風に当てないよう短時間で荷造りして出荷する。

 

生産部指導課  神野 佐知子

 

 

 

 

 

6月

コピー ~ 米.jpg

 

【水稲】

土作り

 稲の生育を助けるため、田植10日前までに以下の土壌改良剤をいずれか必ず施用する。 (10㌃当たり)

・鉄強化美土里     60㌔
・粒状珪酸苦土鉄   120㌔

 ※野菜・麦類跡地では、残さの腐熟促進に、豊土サングリーン(元肥用)を10㌃当たり5~10㌔施用する。

 

倒伏軽減施肥基準
※野菜跡地などの場合に施用する。

  表1 コシヒカリ・あきたこまち
     倒伏軽減施肥(野菜跡地等)タイプ         (kg/10a)

肥料名

出穂40~35日前

穂肥

PK30(サンマル)化成

20~30

 

NK化成32号

 

0~20

 

 

 ※あきたこまちについては、基肥として農協専用化成500を0~10キロとする。

 

普通化成施肥基準(表2~表4) 

表2 あきたこまち施肥基準 
   基肥・穂肥タイプ                               (kg/10a)

肥料名

元肥

出穂40~35日前

穂肥

農協専用化成500

30~35

 

 

PK30(サンマル)化成

 

20~30

 

NK化成32号

 

 

15~25

 

表3 コシヒカリ施肥基準
   基肥・穂肥タイプ                             (kg/10a) 

肥料名

元肥

出穂40~35日前

穂肥

農協専用化成500

20

 

 

PK30(サンマル)化成

 

20~30

 

NK化成32号

 

 

10~15

 表4 ヒノヒカリ施肥基準
   基肥・穂肥タイプ               (kg/10a)

肥料名

元肥

穂肥

農協専用化成500

40~50

 

NK化成32号

 

20~25

 穂肥の施用時期

・「あきたこまち」は出穂20~15日前

・「コシヒカリ」は出穂15~13日前

・「ヒノヒカリ」は出穂20日前

 

省力施肥基準

表5 省力施肥(穂肥を使用しないタイプ)               (10a当たり:kg)

品種名

肥料名

元肥

あきたこまち

ユーコートクイック(早生)

40

コシヒカリ

ユーコートクイック(早生)

20~30

ヒノヒカリ

ユーコート602

50~60

※PK30(サンマル)化成は極早生品種は必ず施用する。
※側条施肥田植機の場合は基肥を20%程度減肥する。 
 

 

除草剤使用基準

 表6 水稲防除剤使用基準                 (10a当たり)

除草剤

施用量

使用時期(田植後)

回数

トップガンLフロアブル

500cc

移植直後
10

1

イノーバDX1キロ粒剤

1

移植時(田植同時散布)
移植直後~10

1

スラッシャ粒剤

3

移植直後
5

1

マサカリLジャンボ

500g
(10
パック)

移植後
5
10

1

ポッシブルジャンボ

500g
(10
パック)

移植後
3
10

1

クリンチャーバスME液剤

1000cc
(
70100)

移植後1540
(
収穫50日前まで)

1

 

<体系防除>

テマカットフロアブル

フォーカスショットジャンボ

500cc

移植直後
5

1

500g
(10
パック)

移植後
10
~15日

1

※雑草多発圃場については体系防除を実施する。

 

 

 

除草剤使用の注意事項

(注)雑草多発圃場については体系防除を実施する。

(注)レンコン・クワイ・セリ等の生育を阻害することがあるため、隣接田の使用

   では十分に注意する。

(注)アオサの多発する所は発生後では除草剤の拡散が悪くなるので、田植直後の

   除草剤が望ましい。

(注)クリンチャーバスME液剤は、高温時の散布は避ける。展着剤は使用しない。

 

 

病害虫防除薬剤の箱施用

 田植え前日か当日に必ず箱施用する。

①平坦地
  フルサポート箱粒剤を1箱当たり50g施用する。(いもち病・紋枯病・害虫の同時防除)

②中山間地(久万管内除く)
  Dr.オリゼスタークル箱粒剤を1箱当たり50g施用する。(いもち病・ツマグロヨコバイ・ウンカ類の同時防除)

  

栽植密度

 1株3~4本で、あきたこまち・コシヒカリは坪当り50~60株、ヒノヒカリは37~50株を植える。

 

水管理

①植付け後から活着期
  湛水

②分けつ期
  浅水間断かん水

③中干し
  ※目標茎数はあきたこまちで24本、コシヒカリで22本、ヒノヒカリで25本。目標茎数の60%がと          れたら中干しを始め、80%で干し上げる。

  ※省力施肥・疎植栽培については、強い中干しは避ける。

 

 

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)対策

早期発見に努め、貝や卵塊を確認したら、物理的防除(補殺)及び薬剤防除を行う。又、厳冬期に耕起等を行う。

 

 

薬剤防除(10a当たり)

・スクミノン   2~4㌔ 

 移植後(但し、収穫90日前までに2回以内)湛水状態3~5cmで均一に散布し、散布後7日間は湛水状態にして、落水やかけ流しはしない。

・キタジンP粒剤   3~5㌔

 (本田初期 2回以内)

 

 

生産部指導課  馬木 優

 

 

 

 

 

 

6月

生産者(玉葱).jpg

 

【タマネギ】

収穫・貯金

 茎葉が自然に60~70%ほど自然倒伏し、晴天が続いた後に収穫する。

 茎は10cm残して切除し、コンテナに7割ぐらい入れ、風通しの良い涼しいところで貯蔵する。

 

病害虫防除

※展着剤を加えて防除する。

・灰色腐敗病

 セイビアーフロアブル20  1500倍(収穫前日まで3回以内)

・芯腐

 マイルドカルシウム    800倍

 

生産部営農開発課  安永 雅雄

 

 

 

 

 

 

 

6月

pic110.jpg

 

【シンテッポウユリ】

 定植後は葉枯病・アブラムシの防除をしっかり行う。特に葉枯病は、予防散布が欠かせない。抽台後

は1週間に1回は必ず防除して新葉に薬の膜を作り、降雨後は治療剤での応急防除を徹底する。

 

 

生産部営農開発課  川端 俊平

 

 

 

 

 

 

 

 

6月

magaret01.jpg

 

【マーガレット】

土作り

 バーク堆肥を10㌃当たり5㌧施用する。土壌分析後、元肥の施肥量を決定する。

 

定植準備

①畦立て

 ハウス間口5.4mで4畦

 ハウス間口6.0mで5畦

 ハウス間口7.2mで6畦

②株間25~30cmの2条植えにする。

③定植前日は床にたっぷりとかん水し、植え傷みを防ぐ。

 

定植

 浅植えにし、活着までは乾燥・過湿には十分注意する。

 

摘芯・整芽

 蕾をつけた分枝は早く摘蕾する。定植後20~30日で、1回目のピンチを行う。

 

生産部営農開発課  川端俊平

 

 

 

 

 

 

 

5月

麦3.jpg

 

【裸麦】

赤かび病罹病粒とカラスノエンドウの種子を混入させない!

 赤かび病罹病粒の混入に対する検査規格が大幅に厳しくなった。赤かび病の麦が混入すると、収穫から乾燥までの段階でも感染が拡大し、全体に被害を与える。

 収穫時にカラスノエンドウの種子が混入すると、調整や精麦および加工段階での除去が困難である。どちらも収穫前に混入しないように努める。

 

混入防止対策

 ・赤かび病が発生していると思われる圃場は、区別して収穫する。

 ・収穫前に圃場内を巡回し、カラスノエンドウを抜き取る。

 ・倒伏麦は、小石などの異物が混入しないよう注意して収穫する。

 

適期刈り取りを徹底!

 品質低下を防ぐためには、高水分刈りを避けることが重要。早刈りや降雨直後の収穫は、絶対に避ける。

 

収穫適期

 千粒量が最大になったら麦の成熟期。穂色が黄緑色から品種固有の色に変化し、粒がろう状の硬さに達したら収穫する。コンバインでの収穫は、この2~3日が適期となる。

 穀粒水分が30%以下になったら収穫する。穂首の曲がった穂数の割合で見るとマンネンボシは20~30%、イチバンボシで40~50%に達したころを目安にする。

 穀粒水分は、晴天の場合3~4%、曇天の場合1~2%程度減少するので、刈り取り適期を予測して収穫する。

 

品質を高める乾燥・調整を!

 コンバインでの収穫は、高温による急激な乾燥を避け、発酵による変質や熱損粒を防ぐ。品質を下げないポイントは、高水分時の乾燥にある。

 ・穀粒水分25%以上の高水分麦は、穀温40℃以下で乾燥すると品質が劣化しない。

 ・循環型乾燥機を使用する場合、高水分による循環不良を考慮し、乾燥機への張り込み量を20~30%少なくする。

 

仕上げ水分

はだか麦...13%以下

 調整には、ライスグレーダーなどを使用し、イチバンボシとマンネンボシの篩目は、2.2㎜とする。

 雑草種子や異物などは除去し、細粒の混入を防止する。

 

生産部営農開発課  安永 雅雄

 

 

 

 

5月

ナス1.jpg

 

【松山長ナス】

 

本支柱立て

 ・V字仕立て(図1)

  5月下旬から、パイプ支柱を3㍍間隔に2畦をまたいで立てる。畦から80㌢の高さでマイカー線を張り、支柱が45度になるように誘引する。

Vji.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・一文字仕立て(図2)

  パイプ支柱を3㍍間隔に2畦をまたいで、深さ30㌢に立てる。支柱の畦からの高さ40㌢のところと、天頂部に近い部分へ直管パイプを横にして取り付ける。

 Imoji.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホルモン処理

 石ナスと落花防止のため、トマトトーン50倍液を開花前日か当日の午前中に単花処理する。

 

かん水

 定植後、乾燥させないよう株元へたっぷりとかん水する。乾燥が続く場合は5~7日おきにかん水する。

 

病害虫防除

 ・うどんこ病・チャノホコリダニ

  モレスタン水和剤  2000倍 (収穫前日まで 3回以内)

  ※春先の気温が上がる前に使用。

 ・アブラムシ・ミナミキイロアザミウマ

  アグロスリン乳剤  1000倍 (収穫前日まで 5回以内)

 

生産部指導課  西山 喜郎

 

 

 

 

 

 

5月

みかん2.jpg

【柑きつ】

温州みかんの着花対策

 ・着花不足樹

①着花が極端に少なくなると予想される樹は、つぼみの有無を確認してからせん定する。

②前年に果実が成った果梗枝を半分ほど取り除き、発育枝の発生を少なくする。

③できるだけ結果母枝が残るよう、軽くせん定するのが基本だが、強い立ち枝は基部から除く。

④強い新梢が多く発生すると、花と養分を競合し、落花が多くなる。花に被さっている新梢や、花の近くの新梢は間引く。

 ・着花過多樹

  新梢が少ない場合は、満開までに摘蕾か予備枝を再設定する。新梢の確保には適蕾が効果的 だが、労力的に困難な場合は予備枝を再設定する。
  新梢発生後は、エカキムシとアブラムシを防除する。

 

苦土欠乏対策

 苦土欠乏の発生園では、硫酸マグネシウムを10㌃当たり60㌔施用する。

 

苗木の管理

 ・春芽は1芽に1本になるよう芽かぎし、8葉で摘芯して夏芽を発生させる。

 ・園地を乾燥させないようにかん水する。

 

病害虫防除

 ・訪花害虫

  オリオン水和剤40   1000倍 
 (柑きつは収穫 14日前まで 5回以内)

 ・灰色カビ病(落弁期)

  フロンサイドSC  2000倍 (収穫30日前まで 1回以内)

  ※カブレに注意し、散布後10日以内は入園しない。

 ・かいよう病(落花直後)

  コサイドボルドー  2000倍

  クレフノン       200倍

 ・チャノホコリダニ・ミカンサビダニ・カイガラムシ類(落弁後5~10日後)

  アプロードエースフロアブル  1000倍 
 (温州みかんは収穫14日前まで1回、その他の柑橘は収穫45日前まで1回)

 ・黒点病

 ジマンダイセン水和剤  600倍 (温州みかんは収穫30日前まで4回以内、その他柑橘は90日前まで4回以内)

 

 

生産部指導課  光宗 茂樹

 

 

 

 

 

 

 

 

5月

生産者(玉葱).jpg

 

【タマネギ】

 

病害虫防除

 気温上昇とともに病害の発生が心配される。腐敗防止のため、下表を参考に防除を徹底する。

 

除草

 除草剤でも残った雑草は、引き抜かずに地際部で切除し、圃場外に持ち出す。引き抜くと断根され、ねぎボウズが発生しやすくなる。

 

病害虫防除の目安 (展着剤加用すること)まくぴか
防除時期  対象病害虫   使用農薬  倍数又は
 使用量
 使用
 時期
回数 水10㍑当り
薬剤量
10a当たり
散布量
4月 10日 軟腐病・べと病 フェスティバルM水
    +
エルサン乳剤
    +
マイルドカルシウム
1000倍

1000倍

800倍
7日前

7日前

3回

4回

10g

10ml

12.5ml
150㍑
20日 べと病・白色疫病
アザミウマ
ホライズンドライフロアブル
    +
マイルドカルシウム
2500倍

800倍
3日前

3回

4ml

12.5ml
180㍑
30日 軟腐病・腐敗病 バリダシン液剤5
    +
マイルドカルシウム
500倍

800倍
3日前

5回

20ml

12.5ml
180㍑
5月 5日 軟腐病・べと病 スターナ水和剤
    +
ランマンフロアブル
    +
マイルドカルシウム
1000倍

2000倍

800倍
7日前

7日前

4回

5回

10g

5ml

12.5ml
200㍑
15日 白色疫病・べと病
ネギアザミウマ
フェスティバルM水
    +
モスピラン水溶剤
    +
マイルドカルシウム
1000倍

2000倍

800倍
7日前

7日前

3回

3回

10g

5g

12.5ml
250㍑
25日 灰色腐敗病
アザミウマ
アグロスリン乳剤
    +
ジマンダイセン水和剤
    +
マイルドカルシウム
2000倍

600倍

800倍
7日前

3日前

5回

5回

5ml

16g

12.5ml
250㍑
6月 1日 灰色腐敗病
(収穫直前)
セイビアーフロアブル20
    +
マイルドカルシウム
1000倍

800倍
前日

3回

10g

12.5ml
300㍑
病害多発時の防除については担当指導員と相談すること

生産部営農開発課 安永 雅雄

 

 

 

 

 

 

 

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