明日の愛媛の農業を支える松山市農業協同組合

ホーム > 農業情報

農業情報

2010年7月アーカイブ

8月

コピー ~ 米.jpg

 

【早期コシヒカリ 早期あきたこまち】

落水時期

 収穫3日前を目安に落水する。早期落水は、登熟不良や品質低下の原因となるので、圃場条件を考慮しながら、できる限り遅らせる。

 

収穫期

 登熟期は高温であるため、出穂後30~32日ころ、1株の最長稈の穂が80~85%程度黄化したら収穫する。

 気温が高いときに収穫する早期米は、刈取り適期が短いため、以下のことを総合的に判断して収穫する。

収穫適期基準ouhen1.jpgのサムネール画像

積算温度

8501050

最長稈黄変籾率

8085

出穂後日数

3032

収穫時籾水分率

2530

 ※ 最長稈黄変率は収穫始めの基準

 

 

 

★注意点★

・早刈りすると、青米が多くなり収量が低下する上、籾水分が高いため変質しやすい。

・刈り遅れると、胴割れや着色米の発生など、等級や食味が著しく低下する。

 

乾燥調整

 刈った籾は品質低下を防ぐため、速やかに乾燥させる。高水分籾は収穫後数時間で変質するため、コンバイン収穫後の生籾は、4時間以内に乾燥を始める。

 高温での急激な乾燥を避け、乾燥速度が1時間当り0.6%の乾燥率となるよう火力・風力を調整し、玄米水分15%を目標に仕上げる。

 未熟米や心白、腹白などの不完全粒を除くため、調整は1.85㍉の網目を使用する。

 

 

生産部指導課 馬木 優

 

 

8月

コピー ~ 米.jpg

 

【ヒノヒカリ】

水管理

 8月下旬頃から出穂が始まる。穂ばらみ期から出穂開花期にかけては、最も水を必要とする時期ではあるが、水を溜めないように間断かん水を行い、土壌水分80%を保つ。

 台風が襲来するときには、深水にしておく。

病害虫防除                                  (10アール当り)

対象病害虫

農薬名

防除時期

散布量

収穫前

回数

いもち病・紋枯病

ウンカ・ヨコバイ類

イネツトムシ

コブノメイガ

カメムシ類

カメイチュウ

ワイドナーエース粉剤D

出穂期

4kg

14日前まで

2回以内

ブラシン水和剤1000

アプロードロムダンモンカットエアー750

ダントツ水溶剤4000

150ℓ

30日前まで

 

21日前まで

 

 

日前まで

2回以内

 

2回以内

 

 

3回以内

カメムシ類

ウンカ類

ツマグロヨコバイ

アルバリン粒剤

出穂後  7~10

3㎏

7日前まで

3回以内

アルバリン粉剤DL

出穂後  1014

 

 

穂肥

 出穂20日前、幼穂長が1.5~2㍉になれば、NK化成32号を10a当たり20~25㌔施用する。

 

生産部指導課 馬木 優

 

 

 

 

 

 

 

8月

コピー ~ 米.jpg

 

【短期コシヒカリ 短期あきたこまち】

水管理

 8月上・中旬頃から出穂が始まる。穂ばらみ期から出穂開花期にかけては、最も水を必要とする時期ではあるが、水を溜めないように間断かん水を行い、土壌水分80%を保つ。 

 台風が襲来するときには、深水にしておく。

 

生産部指導課 馬木 優

 

 

 

 

 

 

 

8月

pic109.jpg

 

【ビワ】

樹形改造

 高い樹は縮伐か間伐を行ってから下枝を誘引し、3年ほどかけて樹高を切り下げる。

 

秋肥(元肥)

 8月下旬に果樹配合765を10a当たり160㌔施用する。

 

生産部指導課 光宗 茂樹

 

 

 

 

 

 

8月

みかん2.jpg

 

【柑きつ】

仕上げ摘果(図1参照)

 ・温州みかん(8月下旬頃~)

  味の良い果実とは、果梗が細く、水平から下に垂れて、光がよく当たる樹冠外周部に着果しているものである。傷果や小玉果、果梗の太い大玉果、上向果を除去する。

 ・伊予柑

  小玉果や直花果、腰高果などを注意して摘果する。品質向上のため、80~100葉に1果になるよう全園で仕上げ摘果する。

 

図1 小玉および大玉を除去する目安

品 種

収穫時期

収穫目標果径(横径)
cm

時期別最少果径(横径)cm

8月20

9月1日

9月10

9月20

1020

早生温州

1110

5.5S)以上
7.3
2L)以下

4.0

5.1

4.2

5.5

4.5

5.9

4.8

6.3

5.3

6.6

普通温州

121

5.5S)以上

7.32L)以下

3.5

4.6

3.8

5.0

4.0

5.4

4.3

5.8

5.1

6.1

早生伊予柑

1210

8.0L)以上

5.0

5.4

5.7

6.2

7.3

 

 

初秋肥の施用(10a当たり)    

 ・早生伊予柑(8月下旬)   農協果樹配合755    90㌔

 

台風対策

 潮風を受けた場合、6時間以内に10a当たり2~3㌧散水する。

 

病害虫防除

 ・黒点病(8月中~下旬)

  ジマンダイセン水和剤   600倍

  (温州みかんは収穫30日前まで4回以内、ほかの柑橘は収穫90日前まで4回以内)

  ※前回散布後25日経過するか、雨が200㍉以上降れば防徐。

 ・ミカンサビダニ(8月中~下旬) 

  レータデン水和剤  2000倍(柑橘収穫30日前まで2回以内)

 ・ヤノネカイガラムシ・コナガカイガラムシ類 

  アルバリン顆粒水和剤   2000倍

  (温州みかん収穫前日まで3回以内、その他柑橘収穫7日前まで2回以内)

 ・ミカンハダニ・ミカンサビダニの応急防除 

  コロマイト水和剤   2000倍(柑橘収穫7日前まで2回以内)

 

 

生産部指導課  光宗 茂樹

 

 

 

 

 

8月

108-0844_IMG.JPGのサムネール画像

 

【イチゴ】

 気温の低下により花芽分化が誘導される。花芽分化を揃え、安定されるために8月中旬頃より窒素を抑えるようにしていく。品種によっては過度の窒素制限は芽無し株や花数の減少を引き起こすことがある為注意する。

 

育苗期防除(定期防除)

※ランナー切り離しより防除回数が加算されるので、農薬使用回数に注意する。

 8月5日

 ・炭疽病・うどんこ病    ベルクート水和剤  1000倍(育苗期5回以内)

 ・アブラムシ・スリップス   モスピラン水溶剤  2000倍(2回以内)

 8月15日

 ・炭疽病  ゲッター水和剤  1000倍(3回以内)

 8月25日

 ・炭疽病  アントラコール顆粒水和剤  500倍(6回以内)

 ・ハダニ・ハスモンヨトウ  コテツフロアブル  2000倍(2回以内)

 

 

生産部指導課  弓立 宜史

 

 

 

 

 

 

 

8月

もも.jpg

 

【モモ】

晩生種の収穫

 果実温度の低い早朝に収穫し、果実は丁寧に扱う。

 

枝管理

 花芽分化の時期である。日照不足は花芽の充実不良につながるので、光条件を改善する。

 密植園では早めに間伐し、翌年の結果枝に覆い被さっている徒長枝や大枝を除去する。時期が早いと再発芽するので、新梢の伸長が止まる8月下旬ごろに除去する。せん定が強すぎると樹勢が低下するので、樹勢に応じて量を調節する。

 

生産部指導課  光宗 茂樹

 

 

 

 

 

 

 

 

8月

キウイ2.jpg

 

【キウイフルーツ】

新梢管理

 棚下に20%光が入るよう、立ち上がった徒長枝や重なった枝を除去し、長果枝を摘しんする。

 

かん水

 乾燥・晴天が続く日は、葉がしおれる前に早めにかん水する。やりすぎは貯蔵力低下の原因となる。

 

病害虫防除

 ・果実軟腐病         トップジンM水和剤 1000倍 (収穫前日まで5回以内)

 ・クワシロカイガラムシ   アプロード水和剤  1000倍 (収穫前日まで2回以内)

 ・キイロマイコガ・カメムシ アディオン乳剤    2000倍 (収穫7日前まで5回以内)

 

生産部営農開発課  安永 雅雄

 

 

 

8月

ブロッコリー1.jpg

 

【ブロッコリー】

作型別の品種(図1参照)  

※根コブ病発生圃場では、抵抗性品種の「ゆめもり」を選ぶ。

ブロッコリー図1.jpg

 

根コブ病の原因と対策

 ≪根コブ病≫

  根部がコブ状に異常肥大し、生育不良となり晴天の日には、葉がしおれひどくなると枯死する。

<発生を助長する要因>

温度:20~25℃

土壌湿度:低湿地、水田裏作による排水不良田

土壌PH:PH4.6~6.5

<対策>

・発生圃場の土は持ち込まない(農機具の洗浄を行う)

・アブラナ科雑草(タネツケバナ、ナズナ等)の除草に努める。また、石灰資材を施用し圃場の健全化を図る。

・発生した根のコブは腐らせないで残さず抜き取り処理する。

・薬剤による発病軽減。(防除指針参照)

 

★秀品を多く作るポイントは「摘期播種」と「健苗育成」である。

 

播種量(10a当たり)

 裸種子は50~60mℓ

 コート種子は植付株数の2割増し程度。(1缶5000粒)

 

播種

・プラグトレイ(128穴)播きで、床土は10a当たり専用培土を160ℓ使用する。

・種子は1穴に1粒播きとする。

・播種後はたっぷりとかん水し、乾燥しないよう日陰に24時間~30時間ほど積み上げておき、一斉に発芽させる。

・発芽後は遮光ネットや寒冷紗で30%程度遮光したところに並べて管理する。遮光や水分が過多になると徒長するので、種まき後40時間くらいから、発芽状況をよく観察する。

 

生産部指導課 馬木 優

 

 

 

 

 

 

 

8月

枝豆1.jpg

 

【エダマメ】

かん水

 開花期以降は特に乾燥を嫌うので、乾燥が続くようであれば定期的に夕方畦間かん水を行い、子実の肥大を促す。

 

エダマメ病害虫防除

 開花期以降の病害虫の発生には注意し防除を行う。

 

栽培管理

 開花期にガイピープロ1000倍を10日毎に葉面散布する。

 子実肥大期に、液肥(あざやか600倍)を葉面散布する。

 収穫3日前に、莢の光沢を良くするため、液肥(あざやか600倍)を葉面散布する。

 

防除時期 対象病害虫名 防除薬剤名 散布濃度 安全使用基準
生育期 白絹病 モンカットフロアブル40 1,000~2,000倍 収穫21日前 3回以内
3㍑/㎡の株元散布
茎疫病 ランマンフロアブル 1,000~2,000倍 収穫3日前 3回以内
うどんこ病 ジーファイン水和剤 750~
1,000倍
収穫前日 
カリグリーン 800~
1,000倍
収穫前日 
カメムシ類
アブラムシ類
スミチオン乳剤 1,000倍 収穫30日前 4回以内
ハスモンヨトウ アファーム乳剤 1,000~2,000倍 収穫3日前 2回以内
開花期 カメムシ類 アルバリン顆粒水溶剤 2,000倍 収穫7日前 2回以内
カメムシ類
ハスモンヨトウ
フタスジヒメハムシ
トレボン乳剤 1,000倍 収穫21日前 2回以内
コナジラミ類

ハダニ類
サンマイトフロアブル 1,000倍 収穫14日前 1回
アカリタッチ乳剤※ 1,000~2,000倍 収穫前日 
莢肥大期 カメムシ類
ハスモンヨトウ
マトリックジョーカー粉剤DL 4kg/10a 収穫7日前 3回以内
マメシンクイガ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
アファーム乳剤

アルバリン顆粒水溶剤
1,000~2,000倍 収穫3日前 2回以内

収穫7日前 2回以内
2,000倍
アブラムシ類 モスピラン水溶剤 4,000倍 収穫7日前 3回以内
ハダニ類 ダニトロンフロアブル 1,000倍 収穫7日前 1回
ハスモンヨトウ雄成虫 フェロディンSL 2~4個/ha 
成虫発生初期~発生後期
展  着  剤 まくぴか 5,000倍(10,000~3,000倍)

 ※アカリタッチ乳剤に展着剤を加用しないこと。

 

収穫

 収穫は気温の低い時期に行う。

 

生産部指導課 神野 佐知子

 

 

 

8月

ナス1.jpg

 

【松山長ナス】

樹勢の安定を図るため、せん定や摘葉、追肥などを継続する。

 

追肥(慣行施用の場合10a当たり)

 燐硝安加里FTE入りS604を収穫初め頃から開始し、生育に応じて加減する。(1回の基準量15㎏)

 

苦土欠乏対策

 葉脈間が黄化してきたら、硫酸マグネシウム1000倍(10a当たり300ℓ)を葉面散布するか、同じ肥料を10a当たり20㌔肩口に施用する。

 

生育調整剤

 栽培期間が長いので葉面散布して生育を調整する。

 ・窒素欠乏 ・・・   グロスター1号 (100倍  10a当たり200ℓ)

 ・日照不足 ・・・   ガイピープロ (600~800倍  10a当たり200ℓ)

 

病害虫防除

 ・褐色腐敗病・すすかび病  プロポーズ顆粒水和剤    1000倍(収穫前日まで4回以内)

 ・うどんこ病   パンチョTF顆粒水和剤    2000倍(収穫前日まで2回以内)

 ・ハダニ・マメハモグリバエ   コロマイト乳剤   1500倍(収穫前日まで2回以内)

 ・オオタバコガ・ハスモンヨトウ プレオフロアブル  1000倍(収穫前日まで4回以内)

 ・アブラムシ・アザミウマ類   ウララDF      2000倍(収穫前日まで3回以内)

 

 

生産部指導課  西山 喜郎

 

 

 

TOPへ戻る