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農業情報

2010年5月アーカイブ

6月

スイートコーン.jpg

【スイートコーン】

収穫適期

 絹糸が包葉の先まで褐変し、種実の色が乳白から乳黄色に変わったころが適期。絹糸が黒褐色にならないうちに収穫する。

 

収穫日の目安

 各作型とも雌穂の絹糸が出てから、25日前後を目安とし、先端を見て熟度を確認してから収穫する。

 

収穫作業

 品質を保持するため、気温の低い早朝に収穫し、日光や風に当てないよう短時間で荷造りして出荷する。

 

生産部指導課  弓立 宜史

6月

pic109.jpg

【ビワ】

収穫

 追熟しにくい果実なので、9分着色で収穫する。

 

夏肥の施用(10㌃当たり)

6月上旬

果樹配合765   120㌔

 

生産部指導課  光宗 茂樹

6月

ナス1.jpg

【松山長ナス】

誘引

・一文字仕立て(図1右)
 一番果の上の強い枝を3本とり、40cm間隔となるようにパイプ①へ誘引する。その後はパイプ②からPロープなどでつり下げ誘引する。

・V字仕立て(図1左)
 一番果の強い枝2本を、両側へ1本ずつ誘引する。その2本の分岐部に近い強い枝を、それぞれ1本ずつ伸ばし4本仕立てにする。樹勢安定のため、主枝角度は45度前後とする。

 ナス4.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

せん定

 側枝は、つぼみの上の葉1枚を残して摘芯する。

 収穫と同時に下葉1枚を残してせん定する。収穫終了まで図2・3の作業を繰り返す。

ナス3.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

ホルモン処理

 石ナス・落下防止のため、トマトトーン50倍液を開花前日か当日の午前中に単花処理する。

 

病害虫防除

・灰色カビ病・うどんこ病
 フルピカフロアブル   2000倍(収穫前日まで4回以内)

・アブラムシ・アザミウマ類・チャノホコリダニ
 ハチハチ乳剤   1000倍(収穫前日まで2回以内)

 

生産部指導課  西山 喜郎

6月

みかん2.jpg

【柑きつ】

摘果

温州みかん
①樹冠上部摘果
 隔年結果の著しい園では、7月上旬までに樹冠外周と上部を全摘果し、下垂枝と樹冠内に着果させる。樹冠上部と主枝先端を成木で1m、10~15年生で50cm全摘果する。

②枝別全摘果
 着果の多い樹では7月上旬までに、直径2cm程度の枝を全摘果する。そうすることで夏芽を発生させて来年の結果母枝にする。
 摘蕾・再予備枝を設定した枝に着果している場合も全摘果する。

 

夏肥の施用(10㌃当たり)

果実肥大や新梢の充実、樹勢の維持に欠かせないので必ず施用する。

普通温州(6月上旬)
 農協果樹配合   60~70㌔

早生伊予柑(6月下旬)
 農協果樹配合   100~140㌔

 

苗木の管理

・主枝候補の枝は支柱を立てて誘引。

・黒マルチや敷草で乾燥を防ぐ。

・エカキムシやアブラムシを防除する。

・1か月に1回、果樹配合を1樹当たり2握りほど、根の外側に施す。

 

病害虫防除

・黒点病
 ジマンダイセン水和剤   600倍(温州みかん収穫30日前4回、その他柑きつは90日前4回)

・チャノホコリダニ・ミカンサビダ・カイガラムシ類(落弁後10日後)
 アプロードエース   1000倍(温州みかんは収穫14日前、その他柑きつは45日前まで1回以内)

・チャノキイロアザミウマ
 ダントツ水和剤   4000倍(収穫7日前まで3回以内)

・かいよう病(6月中旬)
 コサイドボルドー   2000倍 + クレフノン   200倍

・エカキムシ・アブラムシ
 モスピラン水溶剤   4000倍(収穫14日前まで3回以内)
 アドマイヤーフロアブル   4000倍(収穫14日前まで3回以内)

 

生産部指導課  光宗 茂樹

6月

キウイ2.jpg

【キウイフルーツ】

摘果

 開花から10日ほどで、果形や果実の大小が判断できるようになる。摘果は6月中に終わらせる。1㎡当たり、25~30果が目安。

 

かん水

 開花後、1か月は乾燥させないようにかん水する。

 

新梢管理

 不必要な枝の間引きや摘芯、誘引をし、棚下に20%の日光が当たるように管理する。

 

夏肥の施用(6月下旬)

 果樹配合765   10㌃当たり70㌔

 

病害虫防除

・灰色カビ病(落花直後)
 ロブラール水和剤   1500倍(開花期~落花期 4回以内)

・軟腐病(6月上旬・中旬)
 アリエッティ水和剤   600倍
 6月末までの使用とする。(収穫120日前まで2回以内)

・クワシロカイガラムシ(6月下旬)
 スプラサイド水和剤  1500倍(収穫60日前まで3回以内)

 

生産部営農開発課  安永 雅雄

 

6月

生産者(玉葱).jpg

【タマネギ】

収穫・貯金

 茎葉が自然に60~70%ほど倒伏し、晴天が続いた後に収穫する。

 茎は10cm残して切除し、コンテナに7割ぐらい入れ、風通しの良い涼しいところで貯蔵する。

 

病害虫防除

※展着剤を加えて防除する。

・灰色腐敗病

 セイビアーフロアブル  1000倍(収穫前日まで3回以内)

・芯腐

 マイルドカルシウム    800倍

 

生産部営農開発課  安永 雅雄

6月

枝豆1.jpg

【エダマメ】

播種期

 労力に応じて順次播種する。

 

品種と播種量

 「えぞみどり」10㌃当たり7㍑

 

播種法

 かん水後、3条マルチの両サイドに2粒、中央に1~2粒直播きする。

 

施肥(レタス栽培後以外10㌃当たり)

 堆肥1㌧。粒状苦土石灰を120㌔、BMリンスターを20㌔、専用化成500を30㌔施用する。

 

病害虫防除

防除時期 対象病害虫名 防除薬剤名 散布濃度 安全使用基準
播種時~
子葉展開時
ネキリムシ類 ネキリトンK 3㎏/10a 収穫21日前 2回以内
土壌表面株元処理
生育期 白絹病 モンカットフロアブル40 1,000~2,000倍 収穫21日前 3回以内
3㍑/㎡の株元散布
茎疫病 ランマンフロアブル 1,000~2,000倍 収穫3日前 3回以内
うどんこ病 ジーファイン水和剤 750~
1,000倍
収穫前日 
カリグリーン 800~
1,000倍
収穫前日 
カメムシ類
アブラムシ類
スミチオン乳剤 1,000倍 収穫30日前 4回以内
ハスモンヨトウ アファーム乳剤 1,000~2,000倍 収穫3日前 2回以内
開花期 カメムシ類 アルバリン顆粒水溶剤 2,000倍 収穫7日前 2回以内
カメムシ類
ハスモンヨトウ
フタスジヒメハムシ
トレボン乳剤 1,000倍 収穫21日前 2回以内
コナジラミ類

ハダニ類
サンマイトフロアブル 1,000倍 収穫14日前 1回
アカリタッチ乳剤※ 1,000~2,000倍 収穫前日 
莢肥大期 カメムシ類
ハスモンヨトウ
マトリックジョーカー粉剤DL 4kg/10a 収穫7日前 3回以内
マメシンクイガ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
アファーム乳剤

アルバリン顆粒水溶剤
1,000~2,000倍 収穫3日前 2回以内

収穫7日前 2回以内
2,000倍
アブラムシ類 モスピラン水溶剤 4,000倍 収穫7日前 3回以内
ハダニ類 ダニトロンフロアブル 1,000倍 収穫7日前 1回
ハスモンヨトウ雄成虫 フェロディンSL 2~4個/ha 
成虫発生初期~発生後期
展  着  剤 まくぴか 5,000倍(10,000~3,000倍)

 

栽培管理

 開花期にガイピープロ1000倍を10日毎に葉面散布する。開花期以降は乾燥を嫌うので、畦間かん水

を励行する。

 子実肥大期に、液肥(あざやか600倍)を散布する。

 収穫3日前に、葉の色沢を良くするため、液肥(あざやか600倍)を葉面散布する。

 

除草剤(雑草生育期)

 バスタ液剤300ccを水100㍑に溶いて畦間処理する。 (収穫14日前まで3回以内)

 

収穫

 気温の低い時期に収穫する。

 

生産部指導課  弓立 宜史

 

6月

コピー ~ 米.jpg

【水稲】

土作り

 稲の生育を助けるため、田植10日前までに以下の土壌改良剤を必ず施用する。 (10㌃当たり)

・鉄強化美土里     60㌔

・粒状珪酸苦土鉄   120㌔

 

※野菜・麦類跡地では、残さの腐熟促進に、豊土サングリーン(元肥用)を10㌃当たり5~10㌔施用する。

 

倒伏軽減施肥基準

※野菜跡地などの場合に施用する。

  表1 コシヒカリ・あきたこまち
     倒伏軽減施肥(野菜跡地等)タイプ         (kg/10a)

肥料名

出穂40~35日前

穂肥

PK30(サンマル)化成

20~30

 

NK化成32号

 

0~20

 

 

 

※あきたこまちについては、基肥として農協専用化成500を0~10キロとする。

 

 

普通化成施肥基準(表2~表4) 

表2 あきたこまち施肥基準 
   基肥・穂肥タイプ                               (kg/10a)

肥料名

元肥

出穂40~35日前

穂肥

農協専用化成500

30~35

 

 

PK30(サンマル)化成

 

20~30

 

NK化成32号

 

 

15~25

 

 

表3 コシヒカリ施肥基準
   基肥・穂肥タイプ                             (kg/10a) 

肥料名

元肥

出穂40~35日前

穂肥

農協専用化成500

20

 

 

PK30(サンマル)化成

 

20~30

 

NK化成32号

 

 

10~15

 

 

表4 ヒノヒカリ施肥基準
   基肥・穂肥タイプ               (kg/10a)

肥料名

元肥

穂肥

農協専用化成500

40~50

 

NK化成32号

 

20~25

 

 

穂肥の施用時期

・「あきたこまち」は出穂20~15日前

・「コシヒカリ」は出穂15~13日前

・「ヒノヒカリ」は出穂20日前

 

 省力施肥基準

表5 省力施肥(穂肥を使用しないタイプ)               (10a当たり:kg)

品種名

肥料名

元肥

あきたこまち

ユーコートクイック(早生)

40

コシヒカリ

ユーコートクイック(早生)

20~30

ヒノヒカリ

ユーコート602

50~60

※PK30(サンマル)化成は極早生品種は必ず施用する。
※側条施肥田植機の場合は基肥を20%程度減肥する。


 

除草剤使用基準

 表6 水稲防除剤使用基準                 (10a当たり)

除草剤

施用量

使用時期(田植後)

回数

トップガンLフロアブル

500cc

移植直後
10

1

イノーバDX1キロ粒剤

1

移植時(田植同時散布)
移植直後~10

1

スラッシャ粒剤

3

移植直後
5

1

マサカリLジャンボ

500g
(10
パック)

移植後
5
10

1

クサトリーDXジャンボL

400g
(10
パック)

移植後
3
10

1

クリンチャーバスME液剤

1000cc
(
70100)

移植後1540
(
収穫50日前まで)

1

 

<体系防除>

テマカットフロアブル

フォーカスショットジャンボ

500cc

移植直後
5

1

500g
(10
パック)

移植後
10
20

1

※雑草多発圃場については体系防除を実施する。

 

 

 

除草剤使用の注意事項

(注)雑草多発圃場については体系防除を実施する。

(注)レンコン・クワイ・セリ等の生育を阻害することがあるため、隣接田の使用

   では十分に注意する。

(注)アオサの多発する所は発生後では除草剤の拡散が悪くなるので、田植直後の

   除草剤が望ましい。

(注)クリンチャーバスME液剤は、高温時の散布は避ける。展着剤は使用しない。

 

 

病害虫防除薬剤の箱施用

 田植え前日か当日に必ず箱施用する。

①平坦地

 フルサポート箱粒剤を1箱当たり50g施用する。(いもち病・紋枯病・害虫の同時防除)

②中山間地(久万管内除く)

 Dr.オリゼスタークル箱粒剤を1箱当たり50g施用する。(いもち病・ツマグロヨコバイ・ウンカ類の同時防除)

 

 

栽植密度

 1株3~4本で、あきたこまち・コシヒカリ・は坪当り50~60株、ヒノヒカリは37~50株を植える。

 

 

水管理

①植付け後から活着期

 湛水

②分けつ期

 浅水間断かん水

③中干し

 ※目標茎数はあきたこまちで24本、コシヒカリで22本、ヒノヒカリで25本。目標茎数の60%がと        れたら中干しを始め、80%で干し上げる。

 ※省力施肥・疎植栽培については、強い中干しは避ける。

 

 

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)対策

早期発見に努め、貝や卵塊を確認したら、物理的防除(補殺)及び薬剤防除を行う。又、厳冬期に耕起等を行う。

 

 

薬剤防除(10a当たり)

・スクミノン   2~4㌔ 

 移植後(但し、収穫90日前までに2回以内)湛水状態3~5cmで均一に散布し、散布後7日間は湛水状態にして、落水やかけ流しはしない。

・キタジンP粒剤   3~5㌔

 (本田初期 2回以内)

 

 

生産部指導課  本田美雄

 

6月

もも.jpg

【モモ】

5月に生理落果が終了するので、摘果と袋かけをする。

 

残す果実

 下向きか横向きについた、縦長で大きい果実を残す。(図1)       

図1 momo3.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

 丸い果実は核割れを起こしやすい。小果や先端のとがった果実は、生理落果や発生不良になりやす

いので摘果する。奇形果や傷果なども摘む。(図2)

 momo2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 

 

摘果の程度

 残す果実は長果枝で2~3果、中果枝で1果、短果枝は5~6本で1果を目安にする。

 日当りのよい上部は多めに残す。樹勢の弱い樹はやや強めに摘果する。

 

結果枝別着果量

結果枝

予備摘果

仕上げ摘果

短果枝(10㎝以下)

先端に1

56本に1

中果枝(1030㎝)

先端に2

1

長果枝(3050㎝)

中央から先端に4

23

 

 

 

 

 

袋かけ

 仕上げ摘果が終わり次第、病害虫を防除し、早生品種や生理落果の少ない品種から袋をかけ始める。  

果実が袋の中央になるよう、傷付けないように注意しながらかけて、しっかり止める。

 

生産部指導課  光宗 茂樹

 

6月

pic110.jpg

【シンテッポウユリ】

 定植後は葉枯病・アブラムシの防除をしっかり行う。特に葉枯病は、予防散布が欠かせない。抽台後

は1週間に1回は必ず防除して新葉に薬の膜を作り、降雨後は治療剤での応急防除を徹底する。

 

 

生産部営農開発課  川端 俊平

 

 

6月

 magaret01.jpg

【マーガレット】

土作り

 バーク堆肥を10㌃当たり5㌧施用する。土壌分析後、元肥の施肥量を決定する。

 

定植準備

①畦立て

 ハウス間口5.4mで4畦

 ハウス間口6.0mで5畦

 ハウス間口7.2mで6畦

②株間25~30cmの2条植えにする。

③定植前日は床にたっぷりとかん水し、植え傷みを防ぐ。

 

定植

 浅植えし、活着までは乾燥・過湿には十分注意する。

 

摘芯・整芽

 蕾をつけた分枝は早く摘蕾する。定植後20~30日で、1回目のピンチを行う。

 

生産部営農開発課  川端俊平

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