明日の愛媛の農業を支える松山市農業協同組合

ホーム > 農業情報

農業情報

2009年12月アーカイブ

12月

みかん2.jpg

【柑きつ】

普通温州みかんの収穫
 収穫が遅れると浮き皮が多く発生するので、着色の進んだ外成りの果実から分割採収する。


伊予柑の収穫前防除
 収穫10日前に散布する。

・腐敗防止
  ベフラン液剤   2000倍 (温州みかんは収穫前日まで3回以内、その他柑きつは収穫前日ま
                   で2回以内)
・ヘタ落ち防止
  マデックEW   2000倍
 ※ マデックEWを先に溶かしてからベフラン液剤を加える。

早生伊予柑の収穫
 
採収時期が遅いほど着色が進み、糖度が高く、クエン酸は低くなる。
 収穫は12月中旬、果皮障害の発生しやすい園から始め、7~8分以上着色した果実を分割採収する。

早生伊予柑の貯蔵
 ①入庫は坪0.8~1トン(65ケース)とし、壁ぎわ20センチ、キャリー間隔15センチにする。
 ②床面にはリン木などを敷いてすき間を作り、空気が循環できるようにする。
 ③分割採収した果実は区分して入庫する。分割採収していない場合は、着色程度を赤・中・青に選
  別して区分貯蔵する。
 ④出荷時期によって追熟予措の程度をかえる。
   ・1月出荷
     追熟予措温度14~15℃で15日ほど。減量3%。予措後は6~9℃で貯蔵する。
   ・2月出荷
     追熟予措温度12~13℃で15日ほど。減量3%。予措後は6~7℃で貯蔵する。
   ・3月出荷
     自然温度10~11℃で20日ほど。減量3%。予措後は6~7℃で貯蔵する。
 ⑤庫内や果実に水滴がつかないよう、日中の暖かい時に戸や窓を開けるか、換気扇で強制換気す
  る。

マシン油乳剤の散布
 収穫後10日ぐらいたって樹勢がある程度回復したら、マシン油乳剤45倍を散布する。

 

生産部指導課 古見 典彦

12月

108-0844_IMG.JPGのサムネール画像

 

【イチゴ】

収穫時の注意事項

①果実温度の低い時間(午前10時まで)に収穫する。収穫箱は涼しい日陰に置き、直射日光を果実
 に当てない。
②収穫箱はできるだけ1~2段に並べて置き、果実を重ねない。
③収穫後は短時間で予冷庫に入れる。

予冷時の注意事項

 設定温度は2℃とし、最低2時間以上入れると全ての果実が四例目標温度の5℃になる。

保温対策

・ハウス気密性を向上させる。次の部分に特に注意し、保温効果を向上させる。ハウス出入口・内張フィルムの裾部・サイドフィルムの裾部・ハウス谷部・サイド換気部・多重被覆をし、保温効果の向上を図る。

病害虫防除

・12月上旬
  ミカンキイロアザミウマ・うどんこ病
    カウンター乳剤   2000倍(収穫前日まで4回以内)
    ラリー乳剤      5000倍(収穫前日まで3回以内)
  ※混用する

・12月中旬
  うどんこ病
    ストロピーフロアブル   3000倍(収穫前日まで3回以内)

・12月下旬
  灰色かび病
    セイビアーフロアブル   1000倍(収穫前日まで3回以内)

 

生産部指導課 弓立 宜史

12月

もも.jpg

【モモ】

整枝・せん定(下図参照)

 不要な徒長枝、内向枝、枯れ枝の除去を行い、先端から下部に向かって側枝と結果枝をバランスよく配置する。
 下垂した側枝や枯れ込みの入った枝は、勢いの良い葉芽が確保できる位置まで切り返し更新する。
 せん定は強くなり過ぎないように注意し、樹勢の強い樹や若木は間引きせん定、樹勢の弱い樹や老木樹は切り返しせん定を主体に行う。

momo.jpg


病害虫防除

 ・カイガラムシ
   マシン油乳剤(95%)  20倍

  

生産部指導課 古見 典彦

12月

レタス1.jpg

【 レタス】

播種と品種
 
4月どりの「バークレー」を随時播種する。

定植後のかん水
 生育期間中に、土壌の乾燥が続くと生育抑制となり異常球が発生しやすいので、暖かい日の午前中に畦間かん水をする。結球充実期になれば、かん水をやや控える。

トンネル被覆時期と管理
 平均気温10℃以下になる時期を目安にトンネルを被覆する。

  ・12月初旬
     「プリティチャウ」「レガシー」
  ・12月中旬
     「レイヤード」「柚ヶ浦」「ハミングチャウ」
 使用資材はビニール(0.05㎜) とし、被覆後10日間は霜よけ程度に両裾をあける。
 被覆後、トンネル内温度が25℃以上にならないよう換気し、曇雨天日や夜は密閉し保温に努める。
 収穫10~14日前、玉がソフトボール大になったころ、パスライトでベタ掛け被覆する。年内どりの「しまなみ」はベタ掛けのみとする。2月どり「レガシー」は2重被覆する。

retasu.jpg

被覆順序
 ①2月どり
   「レイヤード」
 ②1月どり
   「プリティチャウ」「レガシー」
 ③3月どり
   「柚ヶ浦」「ハミングチャウ」

 ①から③の順に被覆し、①②は新品のビニール、③は古いビニールを使用する。

異常球発生の要因と対策
 ・タケノコ球
   〈要因〉 外葉形成期の高温・低温、日照不足、多肥、乾燥
   <対策> 換気、かん水、保温

 ・変形球
   〈要因〉 定植時に苗が斜め植え又は老化苗
   <対策> 品種の選択と適期定植、健苗定植

 ・タコ足球
   〈要因〉 外葉の不十分な生育、高温や乾燥、過湿による生育抑制
   <対策> 排水対策、根張りの確保

病害虫防除
 (
定植時)
  ・ネキリムシ
    フォース粒剤 9㎏/10アール
  ・腐敗病
    オリゼメート粒剤 9㎏/10アール
  ・アブラムシ・ナモグリバエ
    モスピラン粒剤 1株あたり 0.25㌘(苗箱1箱当たり50㌘)

 (定植後7~10日)
  ・すそ枯れ病
   
バリダシン液剤5   800倍
    (単用散布)

 (本田生育期)
  ・菌核病・灰色カビ病(被覆前)
    スミブレンド水和剤      1500倍 (収穫7日前まで5回以内)
    カンタスドライフロアブル   1500倍 (収穫14日前まで1回以内)
  ・アブラムシ類
    ベストガード水溶剤   2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
    ウララDF         2000倍 (収穫前日まで3回以内)
  ・ナモグリバエ
    パダンSG水溶剤   1500倍 (収穫14日前まで3回以内)
  ・オオタバコガ・ハスモンヨトウ
    アファーム乳剤    2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
    プレオフロアブル   1000倍 (収穫7日前まで2回以内)

 

生産部指導課 弓立 宜史   

12月

麦3.jpg

【麦】

高品質麦を安定して生産しよう!

 排水対策や土入れ、麦ふみは、高品質・多収量には欠かせない重要な作業なので、積極的に取り組もう。

排水対策

 排水対策は麦を栽培するうえで最も大切な技術である。麦は湿害に弱いので、降雨後の排水の良し悪しが生育や収量、品質に大きく関わる。
 全面全層播栽培・ドリル播栽培では、3メートル間隔と圃場周囲に平畦の肩の部分が高くならないよう排水溝を設け、必ず圃場の外まで排水路を導く。

土入れ

 土が乾燥している時にカルチベーターなどの管理機を用いて、溝を作ると同時に土入れする。
 3~4葉期に、乾土を1センチほど均一に入れると根際の乾燥が防止され、茎数の調整効果がある。
 2月下旬から3月上旬の茎立ち期には、3~4センチ土を入れることで除草や倒伏防止、無効分けつ抑制、追肥の効果向上につながる。

麦ふみ

 1月上・中旬から3月初めの茎立ち期前までに、2~4回、15~20日の間隔で麦ふみを行う。
 麦ふみは、根の浮き上がりや根際の乾燥を防ぎ、根を深く張らせ、分けつを促進させる。また、早播きや密植、暖冬による徒長や過繁茂を防止する効果もある。
 土入れの前に麦ふみすると、傷ついた茎葉に覆土することになり、生育障害が起こるので、必ず土入れ後に行う。また、土壌が過湿している時は、土壌の団結や茎葉の損傷を招くので、必ず乾燥時に行う。

 

生産部営農開発課 安永 雅雄

 

 

 

12月

キャベツ1.jpg

【春キャベツ】

 外葉を太らせる重要な時期に入るため、定期的な防除や適期の追肥を心掛ける。また、乾燥しやすい土壌では、日中暖かい時に溝かん水する。

追肥(10アール当り)
  定植後10~15日
  NK化成E989  20キロ

病害虫防除

 ・アオムシ・コナガ・ヨトウムシ
   アディオン乳剤   2000倍(収穫3日前まで4回以内)
 ・べと病
   ダコニール1000   1000倍(収穫14日前まで2回以内)

 

生産部指導課 馬木 優

12月

 magaret01.jpg

【マーガレット】

温度管理

 寒害の恐れのない限り、サイドビニールは解放し、自然に近い状態で温度管理をする。昼間は最高25℃、夜は最低5℃を目標とする。

水管理

 かん水は控えめにし、葉の表面が白く粉を吹いた状態になるまで乾燥させる。しおれてかん水する場合は、葉水程度にする。

 

生産部指導課 古見 典彦

TOPへ戻る