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農業情報

2009年8月アーカイブ

9月

みかん2.jpg

【柑きつ】

【仕上げ摘果】

 ・温州みかん
 着果が良好で間引き摘果した樹は、小玉果や傷果、大玉果を中心に摘果し、玉ぞろいを良くする。

 ・伊予柑
 
果実が肥大してくると摘果を控えがちであるが、小玉果や腰高果、軸の太い直立果を摘み取り、後期肥大を促進させる。

 
土壌管理】
 ・温州みかん
 土壌を乾燥させるほうが、品質が良くなるので、水分が蒸散するよう土壌を裸地化し、雨水が園外に排出するよう溝切りをする。
 ・伊予柑
 乾燥するようであれば、後期肥大と減酸のため、1回に15~20ミリかん水する。 
 
【台風対策】
 幼木や高接樹では株元の揺れや枝折れを防ぐため、支柱を立てて誘引する。
 
【病害虫防除】
 ・黒点病   エムダイファー水和剤  600倍 (収穫60日前まで2回以内)
 ・ミカンハダニ、ミカンサビダニ
          ダニエモンフロアブル  4000倍 (収穫7日前まで1回以内)
 ・かいよう病 
         コサイドボルドー  2000倍
          クレフノン  200倍 
  ※台風接近前に散布する。  コサイドボルドーは黒点斑の出る可能性が高い。
 
 
生産部指導課  古見 典彦

9月

キウイ2.jpg

【キウイフルーツ】

新梢管理
 棚下が暗いと果実の軟化や落葉の原因になるため、徒長した枝や不要な枝を間引いて棚下に1割程度の光が差し込むようにする。
 
土壌管理
 品質向上ため、葉がしおれない程度に、土壌を乾燥ぎみに管理する。
 
台風対策
 落葉した場合は、新聞紙などによる傘かけのほか、サンテや寒冷紗で遮光し日焼け果を防ぐ。 
 
 
生産部営農開発課 安永 雅雄 

9月

pic109.jpg

【びわ】 

せん定・芽かぎ
 
樹冠内部まで光が入るよう、重なった枝を間引く。弱い枝で2~3センチ、中庸な枝で10センチ程度残して切り返し、新梢を発生させる。
 切り口から発生した新梢は2本残して芽かぎする。

病害虫防除

 ・がんしゅ病  ICボルドー66D   50倍

 

生産部指導課  古見 典彦

9月

108-0844_IMG.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【イチゴ】

定植

 花芽分化の確認後に定植を行う。
 充実した良苗を選定し、定植~活着まではたっぷりとかん水する。活着後は少なめのかん水を行い、根の伸長を促進する。

 【定植日程の目安】
  ・紅ほっぺ    9月22日頃
  ・さがほのか   9月10~15日
  ・さちのか    9月25日頃
 
病害虫防除
 ・うどんこ病    サンヨール 800倍 (収穫前日6回以内)
 ・アブラムシ類  モスピラン粒剤 1g/株 (定植時) 
 
 
生産部指導課  弓立 宜史 

 

9月

生産者(玉葱).jpg
 
【タマネギ】
 
作型
 

 

超極早生

極早生

早 生

中 生

晩 生

播種時期

95日~
10

95日~
10

915日~
20

929日~
10
5

929日~
10
5

育苗日数

4045

4045

4550

4550

4550

定植時期

1020日頃

1020日頃

115日~
10

1120日頃

1120日頃

 
 
 
 
 
 
 
床苗
 播種30日前までに1㎡当たり堆肥2kg、パールシェル120g、高度化成100gを施し、耕起、砕土して畔幅120cmの床を作り土壌消毒剤NCSで苗床の土壌消毒を行う。
 NCS処理後7~10日で1回目のガス抜きを行い、その後2日後毎に2回目、3回目を行い、無臭になってから床面を細かく砕き均一にならす。
 
播種
 10アール当り4デシリットルをすじ播きする。
 播種後、完熟堆肥と無病の土を1対1で混和し、ふるいで落としながら5~6ミリの厚さに覆土する。
 かん水後、種子の見えるところは再度覆土し、新聞紙をかけ、バロンスクリーン等で覆いをし、更にかん水する。
 
育苗管理
 ・発芽までは湿り過ぎるくらいにかん水し発芽後は乾燥させない程度にかん水する。
 ・1週間ほど発芽揃いになるので徒長しないよう夕方に新聞紙などを取り除く。
 ・播種後20日頃に葉の分岐点まで堆肥を入れる。
 
 
 
生産部指導課  安永 雅雄 

9月

レタス1.jpg
 
【レタス】
 
品種と播種期
 以下の品種を5日間隔で順次播種する。

   「マイヤー」・・・・8月15日~9月5日
   「Vレタス」・・・・9月5日~15日
   「しずか」・・・・・9月15日~25日
   「しまなみ」・・・10月1日~10日
   「プリティチャウ」「レガシー」・・・・10月5日~15日
 
育苗管理
 
 「播種」
 発芽するまでは、種子が乾燥しないように注意する。一斉に発芽するよう、夕方に播種する。
 セルトレイ200穴または、220穴を準備し、培土は9月分については軟弱徒長気味になりやすいため「与作N-150」または「タキイ長期肥効培土」を使用する。10アール当りに必要な資材は下表の通り。
  

種 類

セルトレイ

培土

育苗箱

200穴

35枚

3袋

35枚

220穴

32枚

3袋

32枚

 
 種子を一粒ずつ播いたら、トレイを10段積みにし、新聞紙でセルトレイを覆った後、新聞が湿る程度かん水する。
 コートが割れたら、白の寒冷紗またはサンサンネットでトンネル管理をする。
 本葉が出始めるころ、トレイを浮かせる。徒長防止のため、夕方にはかん水しない。
 
 「定植」
 本葉2.5~3枚の若苗を浅植えする。
 定植前日にモスピラン粒剤を1株当り0.25g(1トレイに約50グラム)施用しておく。
 栽植密度は、畦幅150センチ、株間30センチのマルチを使用し、9~10月どりは白黒マルチを使う。
 
元肥(10アール当り)
 
 ・完熟堆肥  2000kg
 ・粒状パールシェル  100kg
 ・レタス肥料602   100kg
 
 元肥施用後、畦立て、整地したら、マルチング前にオリゼメート粒剤10アール当り9キロと、ネキリムシ対策としてフォース粒剤9キロを土壌混和する。
 
病害虫防除 
 ・ハスモンヨトウ、オオタバコガ
                アファーム乳剤  1000倍~2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
 ※ 育苗時及び定植後もフェロモントラップを設置する。
 
 
生産部指導課  弓立 宜史
 

9月

ブロッコリー1.jpg

【ブロッコリー】

 雨が多いと予想される場合は、適期に定植できる様、耕起や整地を早めに行っておく。

定植

 定植後はたっぷりとかん水を行い、活着を促進させる。

 ★定植のポイント!(冬春どり)

  ①本葉が3~4枚になったら定植し、根巻き苗や老化苗は使わない。

  ②できるだけ浅く植えて、生育や花蕾の品質を良くする。

  ③定植後はたっぷりとかん水し、その後も乾燥させないようかん水する。

  ※生育の悪い苗は、収量や品質が下がるので定植しない。

害虫防除

 【コナガ、アブラムシ類】
  定植前日か当日に、モスピラン粒剤1~2グラムを植穴の土壌に混ぜるか、株元に散布する。

除草剤

 播種前または植付け前の雑草生育期に、プリグロックスLを10アール当り600~1000ミリリットル、畦間処理する。
 ※ 使用基準は収穫30日前まで3回以内とする。

施肥設計(表1参照)

    表1 全品種対応              (㎏/10アール)

肥料名

元肥

追肥

1回目

2回目

3回目

農協堆肥

3000

 

 

 

粒状パールシェル

120

 

 

 

BMリンスター30

40

 

 

 

農協専用化成464

120

20

 

 

NK化成E989

 

 

30

40

 

  ※ ホウ素欠対策として本葉10枚頃にヨーヒB5(500倍)を葉面散布する。
 ※ 生育の状況によって追肥を調整する。
 ※ ケイフンを200キログラム施用する場合は元肥(農協専用化成500)を40キログラム減肥する。

 

 ・追肥の時期
   1回目・・・定植後10日目(本葉6~7枚のとき)畦中央に施肥
   2回目・・・定植後30日~35日頃(本葉9~10枚のとき)畦の肩口に施肥
   3回目・・・頂花蕾出現時(1円玉ぐらいの大きさのとき)畦の肩口に施肥
 ※ しき緑96号については2回目の追肥を40キログラム施用する。

 

生産部指導課  本田 美雄

9月

コピー ~ 米.jpg

【ヒノヒカリ】

水管理
 登熟期は浅水の間断かん水で水を溜めないように管理する。
 台風が襲来するときは、水を深く入れておく。
 
病害虫防除(10アール当り)
 
 【カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ】
 カメムシ発生地区は防除必須。使用制限は、収穫7日前まで3回以内。
 
 (出穂後 7~10日)   アルバリン粒剤     3キロ 
 (出穂後10~14日)   アルバリン粉剤DL  3キロ  
 
生産部指導課  本田 美雄 

9月

ナス1.jpg

【松山長ナス】
 
肥培管理
 整枝やせん定、ホルモン処理、追肥、かん水を継続する。
 
台風対策
 
 ◎台風前
   ・防風ネット・支柱の固定、誘引ヒモを見直す。
   ・排水溝を見直す。
 ◎台風通過後
   ・液肥などの葉面散布により樹勢回復を図る。
   ・台風通過後防除殺菌剤
      ホライズンドライフロアブル 2500倍 (収穫前日まで3回以内)
    褐色腐敗病
      液肥ガイピープロ 800倍(農薬混用可)
 
病害虫防除
 
 ・灰色カビ病   ダイマジン  1500倍 (収穫前日まで3回以内)
 ・オオタバコガ  プレオフロアブル 1000倍 (収穫前日まで4回以内)
 ・アブラムシ・ミナミキイロアザミウマ
           ベストガード水溶剤 1500倍 (収穫前日まで3回以内)
 
 ※ 苗を購入されている方は育苗期の農薬使用にも注意すること。 
 
生産部指導課  西山 喜郎

9月

コピー ~ 米.jpg

【短期コシヒカリ、短期あきたこまち】

水管理
 落水が早いと登熟不良となるので、土壌水分80%を保っておき、出穂後30日(刈取り3日前)を目安に急がず落水する。
 
収穫
 出穂後30~32日ごろ、1株の最長稈の穂が80%くらい黄化したら刈り取る。
 9月は気温が高く、生育も登熟も早い。そのため収穫適期が短く、刈り遅れになりやすいので注意する。刈り遅れると品質が低下するので天候や面積を考慮しながら早めに収穫を始め、適期内に終わらせる。
 
乾燥調整
 玄米水分は15%を目標に仕上げる。過乾燥は品質を落とすので避ける。
 ライスグレーダーを使用し、網目1.85ミリ以上で調整する。
 
 
生産部指導課  本田 美雄
 

8月

コピー ~ 米.jpg

【早期コシヒカリ 早期あきたこまち】

落水時期

 収穫3日前を目安に落水する。早期落水は、登熟不良や品質低下の原因となるので、圃場条件を考慮しながら、できる限り遅らせる。

 

収穫期

 登熟期は高温であるため、出穂後30~32日ころ、1株の最長稈の穂が80~85%程度に黄化したら収穫する。

 気温が高いときに収穫する早期米は、刈取り適期が短いため、以下のことを総合的に判断して収穫する。

★注意点★

・早刈りすると、青米が多くなり収量が低下する上、籾水分が高いため変質しやすい。

・刈り遅れると、胴割れや着色米の発生など、等級や食味が著しく低下する。ouhen1.jpgのサムネール画像

 

収穫適期基準

積算温度

8501050

最長稈黄変籾率

8085

出穂後日数

3032

収穫時籾水分率

2530

 ※ 最長稈黄変率は収穫始めの基準

 

 

乾燥調整

 刈った籾は品質低下を防ぐため、速やかに乾燥させる。高水分籾は収穫後数時間で変質するため、コンバイン収穫後の生籾は、4時間以内に乾燥を始める。

 高温での急激な乾燥を避け、乾燥速度が1時間当り0.6%の乾燥率となるよう火力・風力を調整し、玄米水分15%を目標に仕上げる。

 未熟米や新白、腹白などの不完全粒を除くため、調整は1.85㍉の網目を使用する。

 

 

 

 

 

生産部指導課 本田 美雄

8月

コピー ~ 米.jpg

【短期コシヒカリ 短期あきたこまち】

水管理

 8月上・中旬頃から出穂が始まる。穂ばらみ期から出穂開花期にかけては、最も水を必要とする時期ではあるが、水を溜めないように間断かん水を行い、土壌水分80%を保つ。 

 台風が襲来するときには、深水にしておく。

 

生産部指導課 本田 美雄

8月

コピー ~ 米.jpg

【ヒノヒカリ】

水管理

 8月下旬頃から出穂が始まる。穂ばらみ期から出穂開花期にかけては、最も水を必要とする。時期ではあるが、水を溜めないように間断かん水を行い、土壌水分80%を保つ。

 台風が襲来するときには、深水にしておく。

 

病害虫防除                                  (10アール当り)

対象病害虫

農薬名

防除時期

散布量

収穫前

回数

いもち病・紋枯病

ウンカ・ヨコバイ類

イネツトムシ

コブノメイガ

カメムシ類

カメイチュウ

ワイドナーエース粉剤D

出穂期

4kg

14日前まで

2回以内

ブラシン水和剤1000

アプロードロムダンモンカットエアー750

ダントツ水溶剤4000

150200リットル

30日前まで

 

21日前まで

 

 

14日前まで

2回以内

 

2回以内

 

 

3回以内

カメムシ類

ウンカ類

ツマグロヨコバイ

アルバリン粒剤

出穂後  7~10

3キログラム

7日前まで

3回以内

アルバリン粉剤DL

出穂後  1014

 

穂肥

 出穂20日前、幼穂長が1.5~2㍉になれば、NK化成32号を10a当たり20~25㌔施用する。

 

生産部指導課 本田 美雄

8月

pic109.jpg

【ビワ】

樹形改造

 高い樹は縮伐か間伐を行ってから下枝を誘引し、3年ほどかけて樹高を切り下げる。

 

秋肥(元肥)

 8月下旬に果樹配合765を10a当たり170㌔施用する。

 

生産部指導課 古見 典彦

8月

もも.jpg

【モモ】

晩生種の収穫

 果実温度の低い早朝に収穫し、果実は丁寧に扱う。

 

枝管理

 花芽分化の時期である。日照不足は花芽の充実不良につながるので、光条件を改善する。

 密植園では早めに間伐し、翌年の結果枝に覆い被さっている徒長枝や大枝を除去する。時期が早いと再発芽するので、新梢の伸長が止まる8月下旬ころに除去する。せん定が強すぎると樹勢が低下するので、樹勢に応じて量を調節する。

 

生産部指導課 古見 典彦

8月

ブロッコリー1.jpg

【ブロッコリー】

作型別の品種(図1参照)  ※根コブ病発生圃場では、抵抗性品種の「ゆめもり」を選ぶ。

 

根コブ病の原因と対策

 ≪根コブ病≫

  根部がコブ状に異常肥大し、生育不良となり晴天の日には、葉がしおれひどくなると枯死する。

<発生を助長する要因>

温度:20~25℃

土壌湿度:低湿地、水田裏作による排水不良田

土壌PH:PH4.6~6.5

<対策>

・発生圃場の土は持ち込まない(農器具の洗浄を行う)

・アブラナ科雑草(タネツケバナ、ナズナ等)の除草に努める。また、石灰資材を施用し圃場の健全化を図る。

・発生した根のコブは腐らせないで残さず抜き取り処理する。

・薬剤による発病軽減。

(防除指針参照)

★良品を多く作るポイントは「摘期播種」と「健苗育成」である。

 

播種量(10a当たり)

 裸種子は50~60ミリリットル

 コート種子は5000粒

 

播種

・プラグトレイ(128穴)播きで、床土は10a当たり専用培土を160リットル使用する。

・裸種子の場合は、1マスに2粒播き、その後1本に間引く。コート種子は、1マスに1粒播く。

・播種後はたっぷりとかん水し、乾燥しないよう日陰に24時間~30時間ほど積み上げておき、一斉に発芽させる。

・発芽後は遮光ネットや寒冷紗で30%程度遮光したところに並べて管理する。遮光や水分が過多になると徒長するので、種まき後40時間くらいから、発芽状況をよく観察する。

 

図1 品種別の作型

 

栽植

植付株数 (本/10)

品 種

播種、定植、頂花蕾収穫期

畦間

株間

条数

秋冬どり

 

 

 

135

 

 

 

35

2

4200

ピクセル

81播種→820定植 11月初旬 収穫

85播種→825定植 11月中旬 収穫

グリーン

パラソル

81播種→91定植 11月下旬~12月中旬 収穫

810播種→910定植 12月初旬~1月上旬 収穫

ゆめもり

(根コブ病

抵抗性品種)

820播種→920定植 11月下旬~12月中旬 収穫

830播種→930定職 12月中旬~1月中旬 収穫

冬春どり

135

30

2

4900

しき緑96

820播種→920定植 12月中旬~1月末 収穫

825播種→925定植 1月中旬~2月中旬 収穫

直緑93

もしくは

幸よし

815播種→915定植 1月初旬~1月末 収穫

915播種→1020定植 2月上旬~下旬 収穫

40

3700

エンデバー

91播種→101定植 3月上旬~3月末 収穫

915播種→1020定植 3月上旬~4月中旬 収穫

 

 

生産部指導課 本田 美雄

8月

108-0844_IMG.JPGのサムネール画像

【イチゴ】

 気温の低下により花芽分化が誘導される。花芽分化を揃え、安定されるために8月中旬頃より窒素を抑えるようにしていく。品種によっては過度の窒素制限は芽無し株や花数の減少を引き起こすことがある為注意する。

 

育苗期防除(定期防除)

 8月5日

 ・炭疽病・うどんこ病  ベルクート水和剤  1000倍(育苗期5回以内)

 ・アブラムシ・ハダニ・みかんキイロアザミウマ  アーデント水和剤  1000倍(4回以内)

 8月15日

 ・炭疽病  ゲッター水和剤  1000倍(3回以内)

 8月25日

 ・炭疽病  アントラコール顆粒水和剤  500倍(6回以内)

 ・ハダニ・ハスモンヨトウ  コテツフロアブル  2000倍(2回以内)

 ランナー切り離しより防除回数が加算されるので、農薬使用回数に注意する。

 

生産部指導課 弓立 宜史

 

8月

ナス1.jpg

【松山長ナス】

樹勢の安定を図るため、せん定や摘葉、追肥などを継続する。

 

追肥(慣行施用の場合10a当たり)

 燐硝安加里FTE入りS604を5日おきに15㌔施用する。

 

苦土欠乏対策

 葉脈間が黄化してきたら、硫酸マグネシウム1000倍(10a当たり300ℓ)を葉面散布するか、同じ肥料を10a当たり20㌔肩口に施用する。

 

生育調整剤

 栽培期間が長いので葉面散布して生育を調整する。

 ・窒素欠乏  グロスター1号(100倍10a当たり200ℓ)

 ・日照不足  ガイピープロ(600~800倍10a当たり200ℓ)

 

病害虫防除

 ・褐色腐敗病  ランマンフロアブル     2000倍(収穫前日まで4回以内)

 ・うどんこ病   パンチョTF顆粒水和剤   2000倍(収穫前日まで2回以内)

 ・ハダニ・マメハモグリバエ   コロマイト乳剤  1500倍(収穫前日まで2回以内)

 ・オオタバコガ・ハスモンヨトウ プレオフロアブル 1000倍(収穫前日まで4回以内)

 ・アブラムシ・アザミウマ類   ウララDF      2000倍(収穫前日まで3回以内)

 

生産部指導課 西山 喜郎

8月

枝豆1.jpg

【エダマメ】

かん水

 開花期以降は特に乾燥を嫌うので、定期的に乾燥が続くようであれば夕方畦間かん水を行い、子実の肥大を促す。

 

病害虫防除

 開花期以降の病害虫の発生には注意し防徐を行う。

 ・生育期  

  ハスモンヨトウ  アファーム乳剤  1000倍(収穫3日前まで2回以内)

 ・開花期

  カメムシ類  

   アルバリン顆粒水溶剤  2000倍(収穫7日前まで2回以内)

  ハスモンヨトウ・フタスジヒメハムシ・カメムシ類  

   トレボン乳剤  1000倍(収穫21日前まで2回以内)

  ハダニ類

   サンマイトフロアブル  1000倍(収穫14日前まで1回以内)

   アカリタッチ乳剤  1000倍(収穫前日6日以内) 

    ※アカリタッチ乳剤に展着剤を加用しないこと。

 ・莢肥大期

  マメシンクイガ・カメムシ類・フタスジヒメハムシ

   マトリックフロアブル  2000倍(収穫前日まで3回以内)

                  +

   アグロスリン乳剤  2000倍(収穫7日前まで3回以内)

   ダニ類

   ダニトロンフロアブル  1000倍(収穫7日前まで1回以内)

 

収穫と液肥散布

 莢の色沢をよくするため、収穫3日前に液肥(あざやか600倍)を葉面散布する。子実肥大期に液肥(あざやか600倍)とデカエース2000倍を散布する。気温の低い時期に収穫する。

 

生産部指導課 西山 喜郎

8月

 みかん2.jpg

【柑きつ】

仕上げ摘果(図1参照)

 ・温州みかん

  味の良い果実とは、果梗が細く、水平から下に垂れて、光がよく当たる樹冠外周部に着果しているものである。傷果や小玉果、果梗の太い大玉果、上向果を除去する。

 ・伊予柑

  小玉果や直花果、腰高果などを注意して摘果する。品質向上のため、80~100葉に1果になるよう全園で仕上げ摘果する。

 

初秋肥の施用(10a当たり)    

 ・早生伊予柑(8月下旬)   農協果樹配合755    90㌔

 

台風対策

 潮風を受けた場合、6時間以内に10a当たり2~3㌧散水する。

 

病害虫防除

 ・黒点病(8月中~下旬)

  ジマンダイセン水和剤  600倍

  (温州みかんは収穫30日前まで4回以内、ほかの柑橘は収穫90日前まで4回以内)

  ※前回散布後25日経過するか、雨が200㍉以上降れば防徐。

 ・ミカンサビダニ(8月中~下旬) 

  レータデン水和剤  2000倍(柑橘収穫30日前まで2回以内)

 ・ヤノネカイガラムシ・コナガカイガラムシ類  アルバリン顆粒水和剤  2000倍

  (温州みかん収穫前日まで3回以内)(その他柑橘収穫7日前まで2回以内)

 ・ミカンハダニ・ミカンサビダニの応急防除 

  コロマイト水和剤 2000倍(柑橘収穫7日前まで2回以内)

 

図1 小玉および大玉を除去する目安

品 種

収穫時期

収穫目標果径(横径)
cm

時期別最少果径(横径)cm

8月20

9月1日

9月10

9月20

1020

早生温州

1110

5.5S)以上
7.3
2L)以下

4.0

5.1

4.2

5.5

4.5

5.9

4.8

6.3

5.3

6.6

普通温州

121

5.5S)以上

7.32L)以下

3.5

4.6

3.8

5.0

4.0

5.4

4.3

5.8

5.1

6.1

早生伊予柑

1210

8.0L)以上

5.0

5.4

5.7

6.2

7.3

 

生産部指導課 古見 典彦

8月

キウイ2.jpg

【キウイフルーツ】

新梢管理

 棚下に20%光が入るよう、立ち上がった徒長枝や重なった枝を除去し、長果枝を摘しんする。

 

かん水

 乾燥する園では、葉がしおれ始めたらかん水する。やりすぎは貯蔵力低下の原因となる。

 

病害虫防除

 ・果実軟腐病         トップジンM水和剤 1000倍 (収穫前日まで5回以内)

 ・クワシロカイガラムシ   アプロード水和剤  1000倍 (収穫前日まで2回以内)

 ・キイロマイコガ・カメムシ アディオン乳剤    2000倍 (収穫7日前まで5回以内)

 

生産部指導課  安永 雅雄

8月

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【トマト】

水分・温度管理

 梅雨明け前後は着果負担が大きくなるため、発根促進剤のかん注と葉面散布を適期に行い樹勢を保つ。梅雨明け後は、水分・温度ともに天候に合わせて管理する。水分はマルチ内の状態をみて加減する。(1株当たり1.5~2.5リットルが目安)高温障害を防ぐため、充分に換気する。

 

台風対策

 ・防風ネットの支柱強度と排水路の確認

 ・ハウス内の換気と水分調整

 ・樹勢回復資材などの葉面散布

※ わき芽除去や下葉整理、つり下げ誘引なども遅れないように進める。

 

生産部指導課 菅原 勝宏

8月

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【ピーマン】

収穫

 採り遅れのないように適期(L果)収穫に努める。

 

防風・排水対策

 防風ネットや排水溝を点検する。台風通過後は、防除及び葉面散布を行い早期の樹勢回復を図る。

 

生産部指導課 山崎 仁

8月

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【久万高原清流米】

水管理

 幼穂形成期から穂ばらみ期、出穂期にかけては、最も水を必要とする時期。潅水して時々水を入れかえるように入水する。出穂期以降水をためっぱなしにしたり、土壌を乾燥させると根が傷むので、湿潤気味の間断潅水を実施し地温を下げるようにする。

 

病害虫防除

 今後、出穂期にかけてカメムシの発生が懸念されるので、個人防除の方は必ず出穂始めにダントツ粒剤4kg/10aで必ず防除する。

 

収穫

 中干ガ十分にできている圃場では、圃場条件によっても違いはあるが、早期に落水をすると充実度が下がり、品質と等級の低下につながる。刈り取りの適期は、出穂後45日頃で、一株最長稈の黄変率が80~85%。早刈りや刈り遅れは品質を低下させるので適期を見極める。

 

生産部指導課 片岡孝二

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