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農業情報

2008年10月アーカイブ

11月

108-0844_IMG.JPGのサムネール画像 

【イチゴ】

電照の開始
 
11月上旬~2月下旬まで、樹勢に応じて電照する。初めは予備点燈から行い、樹勢や草丈の状況を見ながら電照時間を調整する。紅ほっぺは基本的に電照を必要としないが草勢が低下するようなら短時間で実施する。

ビニール被覆後の温度管理
 夜間の最低気温が10℃以下になり始めたらサイドビニールを閉め、ハウス内の気温が8℃以上になるように保温に努める。
 最低夜温以上を確保するため、内張りを設置し、暖房機を活用する。日中は最高温度に注意し、換気する。
(表1参照)

表1 温度管理の目標

生育ステージ

さちのか

紅ほっぺ

さがほのか

昼 温

夜 温

昼 温

夜 温

最高・最低温度

30℃以下

8℃以上

30℃以下

10℃以上

 

ミツバチの入室
 開花3日前までにミツバチをハウスに入れる。

 

病害虫防除

「11月上旬」
 ・ハスモンヨトウ・うどんこ病
    ファルコンフロアブル  4000倍(収穫前日まで3回以内)
    スコア顆粒水和剤  2000倍(収穫前日まで3回以内)

「11月中旬」
 ・ハダニ類・うどんこ病
    バロックフロアブル  2000倍(収穫前日まで1回以内)
    トリフミン水和剤  3000倍(収穫前日まで1回以内)

「11月下旬」
 ・灰色かび病・うどんこ病
    フルピカフロアブル  2000倍(収穫前日まで3回以内)

 

生産部指導課  弓立 宜史

11月

レタス1.jpg
 
【レタス】
 
品種と播種
 
「ハミングチャウ」を11月1日から11月20日までに、「バークレー」を11月20日以降播種する。また、1~2月どりの定植時期である。
  
定植後の管理
 苗は本葉2.5枚~3枚の若苗を垂直に定植する。定植後は、たっぷりかん水し早く活着させることが大切。
 土壌の乾燥が続くと、生育不良となり、異常球が発生しやすいので、暖かい日の午前中にかん水する。結球充実期はかん水量を控える。
 トンネル支柱を早めに準備する。
 
定植時の病害虫防除
 
 ・ネキリムシ類
   フォース粒剤を10アール当たり9キロ土壌混和する。(定植時1回)
 ・腐敗病・斑点細菌病
   オリゼメート粒剤を10アール当たり9キロ土壌混和する。(定植時1回)
 ・アブラムシ類
   モスピラン粒剤を1株当たり0.25~0.5グラム(1箱当り約50グラム)箱施用をする。
   (定植当日1回)
 
定植後の病害虫防除
 
 ・すそ枯病
   バリダシン液剤5  800倍(収穫7日前まで3回以内)
 ・アブラムシ類
   ベストガード水溶剤  2000倍(収穫3日前まで3回以内)
   モスピラン水溶剤  4000倍(収穫7日前まで3回以内)
 ・ハスモンヨトウ・オオタバコガ
   アファーム乳剤  1000倍(収穫3日前まで3回以内)
   プレオフロアブル  1000倍(収穫7日前まで2回以内)
   ラービンフロアブル  1000倍(収穫14日前まで2日以内)
 
生産部指導課  大政 真

10月

蚕豆1.jpg



【蚕豆】

1.普通栽培

品種
 
綾西一寸

播種期
 10月10日~20日頃

播種量 (10アールあたり)
 L字型栽培 8リットル
 U字型栽培 7リットル

播種と育苗
 
トロ箱にもみがらを敷き、清潔な砂または山土(マサ土)を上から7~8センチ詰める。オハグロを下に7割程度さし込み、4センチ間隔に1粒ずつ向きをそろえて播く。播種後はたっぷりとかん水し、バロンスクリーンなどで覆い、乾燥しないように管理する。
 発芽し始めたら、直ちに被覆資材などを除き、発芽揃(播種後7~8日)になったら乾燥気味に管理する。発芽後はアブラムシによるウイルス病の感染を防ぐため、寒冷紗(白300#)でトンネル被覆する。

定植準備 
 10月中旬までに定植できるよう準備しておく。U字仕立ては、畦幅150センチ、株間50センチ、10アール当たり1330株。L字仕立ては畔幅120センチ、株間50センチ、10アール当たり1660株。

2.低温処理栽培

蚕豆(低温処理)出庫後の管理は以下の通り。

① 順化
 
低温処理をした種子を持ち帰ったら、半日ほど日陰で風の当たらない涼しい場所に置き、外気温に慣らす。
② 播種
 順化させたら、出庫日の夕方か翌朝の涼しいうちに、芽や根を傷めないよう丁寧にトロ箱へ仮移植し、カルクロン400倍液でかん水する。その後白寒冷紗で被覆する。
③ 定植
 本葉2枚になったら定植する。定植時にアドマイヤー1粒剤を施用する。その後の管理は一般栽培に準ずる。

  ※出庫後、本圃へ直接定植する場合は、順化後、夕方か翌朝の涼しいうちに定植し、カルクロン
   400倍液をたっぷりとかん水する。

鳥害対策

 定植後はテグスなどを張り、カラス対策を行う。

 

生産部指導課 松下 道太

10月

pic109.jpg

【びわ】 

摘房
 
弱い結果枝についた花房を中心に摘み落とし、全体の50%が遊び枝になるようにする。

 寒害を受けやすい園では、開花が遅れる副梢の花房を多めに残す。

 

生産部指導課  古見 典彦

10月

キャベツ1.jpg

【キャベツ】


品種
「金系201号」(春どり)

播種期
10月1日~20日頃

播種量(10アール当たり)
 コート種子  5000粒
 128穴プラグトレイ  39箱

播種方法
 プラグトレイに専用培土を満杯に詰めて、一粒播きする。
 播種後、覆土して細目のジョロでたっぷりとかん水したら、ラブシート等の被覆資材をかけ、さらにその上からかん水して乾燥させないようにする。

新聞紙・被覆資材の除去
 播種後2日ぐらいで発芽し始めるので、夕方にラブシート等の被覆資材を取り除く。遅れると徒長するので注意する。

 元肥と追肥

施肥時期

元肥

追肥

肥料名

定植後

10~15日

結球始め

農協堆肥

3,000

 

 

ケイフン

200

 

 

粒状パールシェル

120

 

 

松山市農協専用化成

151010

100

 

 

NK化成E989

 

20

40

 

生産部指導課 本田 美雄   

10月

みかん2.jpg

【柑きつ】

【樹上選果】
 加工用になるような果実を収穫時までに撰果して、正品率を向上させる。

【夏秋用の処理】 (図)
 
   
kankitsu.jpg
 
 不作の温州みかんや伊予柑は、夏秋梢が多く発生し、そのまま放置しておくと翌年に着花過多となり、新梢の発生が少なくなる。そのため夏秋梢は処理して着花を減らし、新梢を発生させる。
 ① 垂直に立ち上がった枝は樹形を乱すので基部からせん除する。
 ② 斜め上や水平の夏秋梢を予備枝として利用する場合は、春枝と夏枝の境のコブを残してせん     
  除する。
 ③ 弱い夏秋梢はコブの下の春枝まで戻って切り返す。
 ④ かいよう病の病斑のついた夏秋梢は必ず除去する。
 
【極早生温州の収穫】
 着花の進んだ果実から分割採取する。果皮に傷がつくと腐敗しやすいので丁寧に取り扱い、傷ついた果実は混入しない。
 
【秋肥の施用】
 樹勢の回復・翌年の結実・新梢の発生を良くするため秋肥を施用する。
・極早生温州 (10月下旬)
  農協果樹配合765 10アール当り140キロ
・早生温州 (10月下旬)
  農協果樹配合765 10アール当り160キロ
 
【温州みかんの病害虫防除】
・腐敗防止剤 (収穫前)
  トップジンM水和剤 2000倍
  (かんきつ(みかん除く)収穫7日前まで5回以内、みかん収穫前日まで5回以内)
または
  ベンレート水和剤 4000倍
  (かんきつ(みかん除く)収穫7日まで4回以内、みかん収穫前日まで4回以内)
・ミカンハダニ
  カネマイトフロアブル 1000倍
  (かんきつ収穫7日前まで1回以内)
・カメムシ
  ダントツ水溶剤 4000倍 (収穫7日前まで3回以内)
または
   ロディー乳剤 2000倍 (収穫7日前まで4回以内)
 
 
生産部指導課  古見 典彦

10月

レタス1.jpg
 
【レタス】
 
品種と播種期

 12月どり   「しまなみ」・・・・10月1日~10日
  1月どり   「プロティーチャウ」「レガシー」・・・10月 5日~15日
  2月どり   「プリティーチャウ」「レガシー」・・・10月15日~30日
  3月どり   「しまなみ」・・・・10月20日~30日
          「ハミングチャウ」・・・11月1日~20日
 
育苗管理
 
 本葉が出始めるころに、トレイの底から根が出ないようトレイを浮かせる。
 かん水は1日1~2回とし、徒長苗防止のため午前中にする。
 
病害虫防除
 
 ・ネキリムシ
  フォース粒剤 9キロを土壌混和 (使用回数1回)
 ・斑点細菌病、腐敗
  オリゼメート粒剤 9キロを土壌混和 (使用回数1回)
 ・アブラムシ、ナモグリバエ
  モスピラン粒剤(1箱50グラム)を定植時箱使用。1株当たり0.25グラム(使用回数1回)
 ・ハスモンヨトウ
  アファーム乳剤 1000~2000倍 (収穫3日前まで3回以内)
  プレオフロアブル  1000倍 (収穫7日前まで2回以内)
 
施肥設計
 
トンネル栽培                                  (kg/10a)

 

肥料名

施用量

元肥

完熟堆肥

醗酵鶏糞

粒状パールシェル

レタス肥料602

2000

300

100

160

25.6

16.0

19.2

表層

FTE入燐硝安加里

S604

20

3.2

2.0

2.8

合  計

 

28.8

18.0

22.0

 
 
 
生産部指導課  大政 真

10月

生産者(玉葱).jpg
 
【タマネギ】
 
育苗管理
 タマネギは乾燥に弱いので、発芽までは十分にかん水し、発芽後も乾燥させないように管理する。
 1週間くらいで発芽するので夕方に苗が抜けないよう注意しながら新聞紙などの被覆資材を取り除く。
 播種後20日頃に堆肥を葉の分岐点まで入れる。
 定植10~13日前に過リン酸石灰(粉)200倍の上澄み液をかん水する。 
 
 病害虫防除
 ・苗立枯病 (発芽後20日頃)
  オーソサイド水和剤  600倍  (収穫14日前まで5回以内)
 ・コガネムシ類幼虫
  ダイアジノン粒剤5  10アール当り4~6kg  (収穫30日前まで2回以内)
 
 
生産部指導課  安永 雅雄

10月

キウイ2.jpg

【キウイフルーツ】

土壌管理
 果実糖度を高めるために、やや乾燥気味に管理する。ただし、晴天が続いて葉がしおれるようであればかん水する。
 
病害虫防除
 ・貯蔵病害 (収穫前) 
  ロブラール水和剤  1500倍  (収穫前日まで4回以内)
 展着剤
  アプローチBI  1000倍
    
 
生産部指導課  藤原 真二

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