明日の愛媛の農業を支える松山市農業協同組合

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農業情報

3月

みかん2.jpg

【柑きつ】

せん定

 ・温州みかん

 裏年で結果母枝の少ない園は、混み合った枝や立枝を間引く程度とする。

 表年で結果母枝が多く着花が多いと思われる園は、風当たりの少ない園からせん定を始め、新梢を1本でも多く出すようにする。

  2~3年枝をボウズ枝にして予備枝を設定するとともに、夏秋梢が発生している園ではせん定時に処理する。

 ・伊予柑

  樹勢を保ち、勢いのある新梢を発生させるため、切り返しせん定を中心に行う。

  混み合った枝や立ち枝、下垂枝を整理する。

 

春肥の施用

 春枝の充実・開花結実・果実肥大には欠かせない肥料なので、3月上旬に施用する。

 (施用量10a当り)

・極早生温州

 果樹配合  90~120㌔

・早生温州

 果樹配合  100~130㌔

・中生普通温州

 果樹配合  110~140㌔

・早生伊予柑

 果樹配合  110~140㌔ 又は ええとこ取511(一発肥料) 120㌔

 「ええとこ取」施用園では夏肥は施用しなくてよい。

 

春草の除草

 雑草が繁茂していると、春肥が雑草に吸収されるだけでなく、地温の上昇を妨げるので、除草して裸地化する。

病害虫防除

 ・ミカンハダニ

  マシン油乳剤(95%)  45倍

  ※1月に散布していない園では、3月上旬までに必ず散布する。

 ・カイヨウ病 

  ICボルドー66D  40倍

  ※発芽前に必ず散布する。

  ※マシン油との間隔は14日以上あける。

 

生産部指導課 古見 典彦

3月

108-0844_IMG.JPGのサムネール画像

【イチゴ】

圃場の管理

 気温の上昇に伴い、日中ハウス内が高温にならないよう換気する。

 生育が旺盛になるので古葉や果梗、脇芽を整理する。

 

病害虫防除

 3月上旬

 ・ハダニ類

  ダニサラバフロアブル  1000倍 (収穫前日まで 2回以内)

 

 3月中旬

 ・灰色かび病

  カンタスドライフロアブル 1500倍 (収穫前日まで 3回以内)

 ・アブラムシ

  ウララDF  2000倍 (収穫前日まで 2回以内)

 

 3月下旬

 ・ハダニ類

  コロマイト水和剤 2000倍 (収穫前日まで 2回以内)

 

生産部指導課 弓立 宜史

3月

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 【ビワ】

摘果・袋かけ

 寒害や病害虫の被害を受けた果実を摘果し、果梗が太く角張った果実を残す。

 田中種は1果房当たり1~2果、茂木種は1果房当たり3~4果にする。

 

春肥の施用<2月下旬>

 果樹配合765  10㌃当たり  80㌔

 

 生産部指導課 古見 典彦

3月

スイートコーン.jpg

【スイートコーン】

良質の大穂を作るために

 ①保水力と排水の良い圃場を選ぶ。

 ②草勢は強めを維持し、収穫期まで肥料切れを起こさない。

 ③雄穂が出穂してからは土壌を乾燥させない。

 ④雄穂出穂時期に一番上の雌穂を残しそれ以降の雌穂を除去しておく。

品種

 「ゴールドラッシュ」

播種量(10㌃当たり)

 3袋(1袋2000粒入り)

発芽適温

 発芽適温30~35℃、最低温度7~8℃、最高温度は40~45℃積算温度で125~175℃で発芽に達する。 

播種・圃場準備

 ・コーンマルチ使用

1週間前にコーンマルチを張って、地温を上げてから播種する。

 ・透明ポリマルチ使用

播種後、10㌃当り除草剤(ゲザプリムフロアブル200cc+ラッソー乳剤300cc)を水100㍑に溶いて散布し、透明ポリマルチを張る。発芽を確認したら株の真上で穴をあける。

栽植株数

 ・トンネル栽培・露地栽培

  畦幅1.35㍍、株間30㌢、条間50㌢、2条千鳥植(5000株/10㌃)  

播種・育苗管理

 128穴セルトレイにタキイ専用培土を使用し、1粒播きとする。ただし、トンネル被覆とパスライトのべたがけは必ず行い、本葉2枚頃定植する。

※過湿による種子腐敗がみられるので培土が乾いてからかん水する。

補植

 補植はプラグトレイ等に用意しておいたものを利用する。老化苗、根巻の激しい苗は使用しない。

トンネル栽培

 30℃以上にならないよう管理する。欠株への補植は早いほどよく、三葉期までに植える。

栽培管理・施肥設計

 根元から分けつ(わき芽)が出てくるが、除去しない。

水管理

 かん水量は株の大きさに合わせて徐々に増やしていく。雄穂が見え始めてからは急速に成長するので、たっぷりとかん水して収穫時まで土壌を乾燥させない。開花期以降の乾燥は穂の肥大不良と先端不稔の原因となるので注意する。

病害虫防除

 ・アワノメイガ  ダイアジノン粒5  4~6㌔(収穫14日前まで 1回以内)

 

スイートコーンの施肥設計(㎏/10a)

肥料名

元肥

追肥

雄穂

出穂前

粒状パールシェル

120

 

農協専用化成500

120

 

BMリンスター30

30

 

NK化成32号

 

40

 

生産部指導課 弓立 宜史

3月

キャベツ1.jpg

【春キャベツ】

 追肥(10㌃当たり)

  結球始めにNK化成E989を40㌔肩口に施用する。

 

 かん水

  結球始めに乾燥すると小玉になりやすい。乾燥する場合は、日中に溝かん水する。

 

病害虫防除

 ・菌核病

  セイビアーフロアブル20  1000倍 (収穫3日前まで 3回以内)

 ・ヨトウムシ・アオムシ・コナガ

  コテツフロアブル  2000倍 (収穫7日前まで 2回以内)

 

生産部指導課 馬木 優

3月

蚕豆1.jpg

【蚕豆】

追肥(10㌃当たり)

 3月中旬頃、NK化成E989を30㌔施す。

・品質着莢率向上対策

 開花着莢時から、ガイピープロ600倍を10日おきに散布する。農薬と混用の場合1000倍

 

倒伏防止

 倒伏防止のため、支線を3~4段張り誘引する。

 

除けつ

 整枝し、最終分枝数を確認した後から出る分枝は早めに除けつする。

 

病害虫防除

 ・赤色斑点病

  ビスダイセン水和剤 500倍 

  又は 

  ジマンダイセン水和剤 500倍 (2剤とも収穫30日前まで3回以内)

  ロブラール水和剤 1000倍 (収穫前日まで 3回以内)

 ・アブラムシ

  モスピラン水溶剤 4000倍(収穫7日前まで 3回以内)

  又は

  アドマイヤーフロアブル 4000倍 (収穫7日前まで 2回以内)

 

生産部指導課 馬木 優  

3月

枝豆1.jpg

【エダマメ】

品種

 「サヤムスメ」中早生種で草丈が65㎝前後。莢は濃緑色の大莢で3粒莢多く、収穫適期が幅広い

 

播種時期

 3月10日から順次播種する。

 

直播栽培(トンネル)

 3条黒マルチ1穴2粒まきする。

 播種後、種子が隠れる程度に覆土し、たっぷりかん水する。

 

温度管理

 枝豆は高温作物であり、トンネル内温度を25℃~28℃に管理する。

 

かん水

 開花期以降は乾燥を嫌うので、溝かん水を励行する。

 

病害虫防除

 ・ネキリムシ<播種時~子葉展開時>

  ネキリトンK  10㌃当たり3㎏

 ・白絹病<生育期>

  モンカットフロアブル40  1000倍 (収穫21日前まで 3回以内)

 ・茎疫病

  ランマンフロアブル 1000倍 (収穫3日前まで 3回以内)

 ・うどんこ病

  カリグリーン  800倍 (収穫前日)

 ・ハスモンヨトウ

  アファーム乳剤  2000倍 (収穫3日前まで 2回以内)

 ・アブラムシ類・カメムシ類

  スミチオン乳剤  1000倍 (収穫30日前まで 4回以内)

 

生産部指導課 弓立 宜史

3月

生産者(玉葱).jpg

【タマネギ】

 病害虫防除

  ・べと病・白色疫病<2月15日頃>

   フロンサイド水和剤  1000倍 (収穫7日前まで 5回以内)

  ・灰色腐敗病・白色疫病・べと病<3月20日頃>

   ジマンダイセン水和剤  600倍 (収穫3日前まで 5回以内)

   バリダシン液剤5  500倍 (収穫3日前まで 5回以内)

   ※混用散布する

 

 

 タマネギの除草剤                                              (10㌃当たり)

散布時期

使用農薬

使用基準

散布量

対象雑草及び使用注意

薬量

使用時期

回数

生育期

2月中旬

アクチノール乳剤

150ml

30日前

2回

100ℓ

広葉雑草生育初期

セレクト乳剤

75ml

40日前

3回

1年生イネ科雑草3~5葉期

3月中旬

ナブ乳剤

200ml

30日前

2回

イネ科雑草3~5葉期

バサグラン液剤

100ml

30日前

1回

広葉雑草3~4葉期

(たまねぎ生葉4葉期まで)

                                            

  

 

生産部営農開発課 安永 雅雄

3月

レタス1.jpg

【レタス】

定植

 4月どり5月どりは「バークレー」の定植時期となる。本葉2.5~3枚の健苗を浅植えする。

 

かん水

 圃場が乾燥すると、肥料吸収が悪く玉太りに影響する。日中暖かい日を選び、溝かん水する。

 

病害虫防除

 ・アブラムシ類

  モスピラン水溶剤 4000倍 (収穫7日前まで 3回以内)

 ・ナモグリバエ

  パダンSG水溶剤 1500倍 (収穫14日前まで 3回以内)

 ・菌核病・灰色カビ病

  カンタスドライフロアブル 1500倍 (収穫14日前まで 1回以内)

  スミブレンド水和剤 1000倍 (収穫7日前まで 5回以内)

 ・腐敗病・軟腐病

  スターナ水和剤 2000倍 (収穫14日前まで 2回以内)

 

生産部指導課 西山 喜郎

3月

麦3.jpg

【麦】

穂肥

 幼穂をよく調べ、施用量と時期を決定する。年によって前後するが、目安は以下の通り。

 ①施用時期

  2月下旬(主幹幼穂長が2~4㍉に生長したころ)

 ②基準施用量(10㌃当たり)

  ドリル播き、バラ播きともNK化成32号を10㌃当たり25~30㌔施用する。

排水対策

 排水溝の整備は、麦の収量と品質に直接関係する。なお、湿害を受けた麦の特徴は次の通り。

 ・幼穂形成期の湿害

  下葉の黄変、根腐れ、穂の発育不良、穂数の減少

 ・節間伸長期の湿害

  葉枯れ、根腐れ、不稔、穂数の減少

 ・登熟期の湿害

  枯れ熟れ、粒重の低下、登熟不良

 

 3月は木の芽出しの雨(菜種梅雨)が降り続き、湿害が発生しやすいので排水対策を万全にし、圃場外へ排水できていることを確認する。

 

生産部営農開発課 安永 雅雄

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